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25年間保存したウイスキーを 新酒と 飲み比べた

 


 ワインは瓶熟成することは常識だし、泡盛も瓶熟成することは、自らの10年をかけた実験で証明しました(これです)。では、ウイスキーはどうか!。サントリーのHPのFAQでは「ウイスキーは非常に完成度の高いお酒ですから、長期間の保存に耐えることができます」と優等生答弁が掲載されています。ほんじゃ、泡盛同様に自ら実験するしかないと、決行しました。


 酒は「アーリータイムス」です。黄色いラベルが印象的ですよね。右のラベル色が煤けているのが 1993年6月に購入したもの。つまり25年ものです。自宅のクローゼットで25年間、この日を待っていました。


 左は先日購入したもの。泡盛と違って ウイスキーは瓶詰日の刻印がないのですが、たぶん今年か去年でしょう。刻印がないのは、ウイスキーが賞味期限の表示が義務付けられていないからとのこと。完成度の高い酒だから、そんじゃそこらの年数では瓶の中で変化しないというメーカーの自信の表れでしょうね。


 で、飲み比べてみましたよ。25年物は 今のものと比べ ウイスキー臭が強くなっていますが、逆にウイスキー自体はマイルドになってます。ロックにしてグイグイ飲みました。珍しくそれほど悪酔いしなかったのは、年代物のなせる業でしょうか。25年後の今も、立派なウイスキーです。


 以上を小括すると、25年間クローゼットの中で保存していた「アーリータイムス」は
   1)新酒に比して ウイスキー臭は強くなったが、味が逆にマイルドに。
   2)熟成したわけではないが、劣化したわけでもない。あえて言えば「変化」した。
   3)ウイスキーとしての品質は、劣るようなことはなかった
 ということでしょうか。


 実は、もう1本 クリーゼットで30年眠っているウイスキーがあります。またそのうち実験報告したいのですが、その銘柄既に生産中止になっています。なんで 飲み比べができません!


25年間の埃(誇り?)が瓶の肩に 積もっています


裏ラベルも今のものとは異なります
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