秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ   

2009年12月20日 | Weblog
外は、静か~な気配。鳥の声もしない。カーテンの隙間から見える、窓の外は異様に明るい。

「降ったのね…」
「サブい…」

起きるのに、勇気がいる。マイナス2度か、3度?
部屋ごと、凍ったみたい。頬っぺたが痛い!「頑張って起きよう!
山々の写真を撮りに、いざっ、マイナスの世界に、出動!」
こんなに綺麗な、白銀の世界。
これを伝える為に、携帯電話を、リニューアルしたんだもの!
家の前の、長靴を越える、重たい雪をスコップで掻き、軽トラエンジン全開!
道路には、数台分のタイヤの後。バリバリ凍結~

凍結なんて、無視無視!
私には、「今日の祖谷」を伝えなければ為らない、使命がある。
見よ!今日の祖谷!
これぞ四国の北海道!見よ!マイナスの世界!
秘境の越冬極限生活!

を伝える気持ちは、100パーセント、いえっ、それ以上あったのですが……

ごめんなさい。
結局、早い話しが、布団からでる勇気のないままに、一瞬、
ダッシュで部屋のファンヒーターをオンにして、ダッシュで布団に隠れ、
まるで、忍びの忍者そのものの、超スピード行動力。

こんな日に使わない、携帯電話なんて、
「豚に真珠」
「坊主にかんざし」
「秘境に大駐車場…」みたいなもので、次回は真剣に頑張ります。ごめんなさい。

今日の寒さは、やっぱりきつい!
一日中、軒下に氷柱が、規則正しく、起立していました。
宅急便の方達が、
顔色が悪かったです。合言葉は、おんなじでした。
「降ったのう!」
「雪掻いても、手にあわんのうや!」
私のセリフではありません。あしからず。

今日は、これから13年位続いています、恒例のボランティア行事、新年恒例の、「大凧」書きに行きます。
メンバーは、
いつもの「てんごの会」の高齢化したメンバー数人です。
5メートル×7メートルの真っ白な巨大特注シートに、絵を書くのです。ペンキで、色を付けます。
それを、毎年、京上の橋のつきあたりに、掲げます。
それで、帰省客を、迎えさせて、頂いてます。
毎年、シート代金、ペンキ代金、五万円以上の費用は、テラオの兄さんが、自腹を切っています。
偉い!と感服します。
出来上がったら、また報告します。
待ってて、くださいね。本日の一句
「新携帯、操作方法、ヤヤコシイ、じっと、手を見る」



少し暖かくなって布団から這い出し使命を果たした菜菜子さんの携帯写真
落合集落が大雪にすっぽり埋まっているよう。 おお!サブー





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