コスモス、リンドウが咲き出すころに山里の里祭りが彼方此方の
集落であるんだな。
散歩の途中、遠くからでもあの登り旗が望めると、ひとつ立ち寄ってみるかと
その集落の坂を上がってゆくのだが、静かなんだ、あれ、日にちを間違えたか
まあ、いいやとお社に向かうとちゃんと沢山の里人が居るんだ。
お社にお参りするひと、お神酒をいただいていい気持ちになって立ち話に
興じるひとなど、派手ではないが、なんとも暖かい、いい雰囲気なんだな。
やはり 祭りは田舎に限るな。
青空に誇らしげなり秋ざくら
落ち人やいにしえ想ひ里祭り
寝息たて臥待月を見逃しぬ