秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ〈祖谷街道・祖谷温泉時々おばちゃん♪〉

2012年04月17日 | Weblog
ガランガランの鳴き声に新たな鳴き声が…加わった。
ギギーギギー…
どこで 鳴いているのか?わからない。
JAFの会員だから、どこでギブアップしても、大丈夫~!
ウルトラマンを親戚に持っているような心強さ!

…が
さすがに 昨日は
ちょっとだけ不安な女の子の気分になった。
気が向いたので
祖谷街道経由で、帰ることにした。
5時を過ぎても、めちゃくちゃ明るかったから、「バンバン写メを撮りながら帰れるわ~」
と浅はかなことを、考えた。

三縄から、祖谷街道をひたすら東に向かう。
九十九折りの狭い道が、数キロ続く。
その道はまるで、祖谷山に向かう者達を 拒むように、私には思えた。
山桜は、夕刻の僅かな光りの中。渓谷から立ち上る風を静かに浴びている。
咲くも美し
散るも美し
これ 世の 無常かな

カッチョええ~!
この ナレーション!

……で
肝心の写メを撮るには、太陽が沈みかけ
暗く なってきて…
今 愛車 大声で鳴いて ギブアップしたら、
ウルトラマンが来るまでに こんな 暗ーい幽霊がバンバン出そうな?場所でワタシ 一人?
などと 想像を膨らませながら、いつもより スピードをあげて 走っていた。

遥か向こうに
煌々とした明かりが見えた。
まるで、闇の中に浮かぶ、龍宮城に見えた。
〈祖谷温泉〉
日本三大秘湯のひとつ。
リニューアルされて
美しくなっております。
是非 行ってみて下さい。
浦島太郎になった気分になれるかも?
※乙姫様は 少し 加齢を重ねておりますが、中身で 勝負いたします~!
※愛嬌…料理…湯の質…空気…水…
浦島太郎さんが、帰られる時には、玉手箱の代わりに、
〈宿泊代の請求書〉
が もれなく 渡されます。
本日は 祖谷温泉を宣伝致しまして
最後に 脚本バージョンで
〈聞き間違い〉
で起こった、悲劇的な会話をお楽しみ下さい。
法事の為に 窓を拭く
70過ぎの 隣のおばちゃん
おばちゃんの栄養元
〈おしゃべり〉※人の話しは余りキチンと最後まで聞かない
窓を拭きながら、菜菜子に話しかけた

『あのの~こんがな歳になって家の掃除して、法事するのや、せこいけんの~
谷〇で,したかったんよ~』
「おっちゃんの法事なんじゃなあ~17年か~谷〇でしたら、楽なのに~」
『それがの、親戚しらが、足痛いきん、家でせえや~なんちゃあ身内じゃ~
家でええわの~って言うんじゃわ~!』

※ここでわたくしの、標準語が 悲劇を生んだ。

「おばちゃんが、妻なんだから、おばちゃんのやりたいようにしたらいいのに~!」

『そうよ~おばちゃんがツマランきん、こんがなボロ家で、法事するようになるんよ~!』

違うよ~
聞き間違い~
必死で 説明したが?
おばちゃんに 届いたかな?

日本語は 難しい
めちゃくちゃ 難しい
このまま この内容がおばちゃんのお口から感染しないことを 祈っております。

山桜 満開かな
ワタシの大好きな 新緑の季節が来る。

疲れたら 森林浴
マイナスイオンの祖谷散策にどうぞ。

観光客が増えても
減っても
何ら 生活は変わらない※「ずびずびな生活」な
お菜菜の春の日でした
※「ずびずび」とは
祖谷の方言ではありません。
類語に 「えぜえぜ」もありますが
これも 翻訳できません あしからず♪