秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷秋点描 暮らしの初秋

2012年08月11日 | Weblog
吹き過ぐる風の匂ひも秋たちて病苦を得たり老ひの身あわれ

吹く風は行く方しらづ老ひの身もうき世のわかれ花と散るかも

なきひとを偲ばむものと庵に来し門火たきたる家人のありけり




病ひ得て不在の庵に星月夜

九鬼の里老ひの身に降る桐一葉

この庵に迎火たきし家人をり

山寺や賑わひをりて墓洗ふ



自然とつきあっていくには、地道な努力と、予測がしばしば不可能であることを
我慢する忍耐がいる
まあこんなところだろうと思って、つきあう、そういう辛抱が必要になる

山里のお年寄りが口癖のように云う、努力・辛抱・根性とは、このことであろう
山のひとは自然につきあう必要があるから、ひとりでにこのような習慣を
身につけた、暮らしの智慧であろう

生態系は、人間も含めた生物が、全体としてつくり上げているものである
その複雑さはとうてい把握しきれないほどのものであろう

自然、それを破壊するのは簡単なのであるが、自然の複雑な構造は人間の能力では
ほとんど不可能だからこそ、安易に自然を破壊してはいけないのである



Yahoo ニュース

チョウの羽や目に異常=被ばくで遺伝子に傷か―琉球大

時事通信 8月10日(金)21時29分配信
 
東京電力福島第1原発事故の影響により、福島県などで最も一般的なチョウの一種「ヤマトシジミ」の羽や目に異常が生じているとの報告を、大瀧丈二琉球大准教授らの研究チームが10日までにまとめ、英科学誌に発表した。放射性物質の影響で遺伝子に傷ができたことが原因で、次世代にも引き継がれているとみられるという。
 大瀧准教授は「影響の受けやすさは種により異なるため、他の動物も調べる必要がある。人間はチョウとは全く別で、ずっと強いはずだ」と話した。
 研究チームは事故直後の昨年5月、福島県などの7市町でヤマトシジミの成虫121匹を採集。12%は、羽が小さかったり目が陥没していたりした。これらのチョウ同士を交配した2世代目の異常率は18%に上昇し、成虫になる前に死ぬ例も目立った。さらに異常があったチョウのみを選んで健康なチョウと交配し3世代目を誕生させたところ、34%に同様の異常がみられた。 





































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