秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷秋点描 暮らしの初秋

2012年08月26日 | Weblog



いま時に渋取り見るや旅の宿

地蔵盆子らの相撲を五人抜き (地蔵盆に子供相撲は付き物で三人抜き、五人抜き

               などがあり、豪華なご褒美が貰えたりする)

手花火や地蔵の笑顔うかび立ち


Yahoo ニュース

<ナイロンザイル事件>研究資料 名古屋大学に寄贈
毎日新聞 8月25日(土)14時17分配信
 
作家・井上靖の小説「氷壁」の題材になったザイル切断による山岳死亡事故「ナイロンザイル事件」で、ザイルに欠陥があったことを証明した登山家、石岡繁雄さん(06年、88歳で死去)の研究資料が27日、母校の名古屋大に寄託される。三重県鈴鹿市神戸(かんべ)の自宅で資料を整理してきた次女あづみさん(60)は「父が信念を貫き、権威に立ち向かった証しを多くの人に知ってもらいたい」と話している。

 石岡さんは旧制名古屋帝大を卒業後、三重県立神戸中学(現在の神戸高校)で物理教師として教壇に立った。敗戦で無気力になった生徒を山へ連れ出すために山岳部を創設。その後、卒業生らと民間山岳会「岩稜会」を結成した。

 事故は1955年1月、北アルプスの前穂高岳の東壁で起きた。岩稜会メンバーで三重大1年生だった弟五朗さん(当時19歳)が滑落して死亡。メーカーは五朗さんが使っていたナイロンザイルについて「1トンの重さでも切れない。欠陥はない」と使用者側の責任を主張。学者や山岳会もメーカー側の見解を支持した。

 一方、岩稜会は当時、ナイロンザイルを正しく扱う講習を行い、劣化を防ぐため日光に当てないよう専用の袋まで作っていた。五朗さんの遺体を見た石岡さんは「ザイルが切れた」と確信。自宅に研究棟を作って衝撃実験を重ねた。そして事故から18年たった73年、ナイロンは鋭利な岩角に弱いことを公開実験で証明し、75年に国に登山用ロープの安全基準を制定させた。

 寄託される資料は石岡さんの論文や実験を撮影した映像、井上靖に宛てた書簡など約1万点に及ぶ。膨大な資料が残っていることを知った名古屋大・大学文書資料室の堀田慎一郎助教が1カ所にまとめて保存することを提案し、あづみさんが寄託を決めた。

 あづみさんは「間違ったものを正し、正義を追求していくことが、時代に関係無く必要だと、資料を整理して感じている」と話した。【永野航太】










































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