春たちてみ雪の解けにしやまざとは畑打つ音も軽やかなりや
春たちて野べは霞みのわたりけり隣国飛来の公害なりとは
梶ヶ森樹氷採取に漉しにけりフィルター黒しPM2.5なり (6日の新聞記事を読みて)
徳島大学総合科学部の今井昭二教授(分析化学)が高知県大豊町の梶ケ森(1399メートル)で
採取した樹氷から、大量のすすが観測された。中国で発生している深刻な大気汚染の影響と
みられ、中には呼吸器に影響を与えるとされる微小粒子状物質(PM2・5)も含まれていた。
春たつと思ひよらぬや寒さなり今より雪の舞ひをみるとは
産経ニュース
生態系維持へ対策急務 北アルプス山麓に野生シカが定着 長野 2013.2.8 02:07
北アルプスを中心とする中部山岳国立公園周辺で野生のニホンジカの目撃や活動の痕跡が増え
すでに山麓地域では定着している生息実態が、環境省松本自然環境事務所(松本市)の
調査で分かった。
野生鳥獣対策の専門家らは「貴重な高山植物群をわずか10年で食い尽くされた
南アルプスと同じ状況にならないためにも、まだ生息が低密度であっても駆除するなど
公園内に入り込ませないための対策が急務だ」と危機感を募らせている。


