暦の上では立春過ぎである、早春の息吹を感じているこの頃である
今週は寒波が予報どうり来た、かなりの寒波のようで今夜は雪の予報のようだ
万が一ドカ雪になったところで、蓄えた地熱と春風が直ぐに溶かせてくれるだろう
まだまだ、寒さが残っているのであるが、そんななかでも、木々の佇まいや
空の気配、風の匂いなどいたるところに早春の訪れを肌で感じられる
雪解けや今日を逃さず寺参り
老の庵風吹きぬけて村の春
気紛れに凍返りをり山里は
朝空に石笑ひをり雪解川
野辺遠し黒と云ふ字や雪間かな
二ン月や机上飾りし句集かな
春立つや山辺緩みて旅ごころ
寒明の山家めぐりて句作かな
友より早春とてんご新聞200号の感想を寄せる
初春に 小雪舞い散る 祖谷の里
福寿草 出した顔を またちじめ
春便り 身をちじめて 読み終わる初春に 200号 迎えけり
お祝いの 言葉身にしむ 200号