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鬼門?埼玉で建築探訪(浦和でレトロ編)

さて、路線音痴で無駄に時間を浪費しつつも無事浦和に戻り、
事前調査をしていたレトロ案件3件を攻めることにする。
これらは全部仲町という同じ町内にあって比較的ご近所なのだ。

最初は鈴木写真館。大正6年(1917年)創業の老舗写真館なのです。
この写真館についてはつい最近asahi.comで紹介されたので、現存確実なのが嬉しい。
→ asahi.comの記事 「鈴木写真館(さいたま市)~2006年04月21日
その上、記事に目印は書いてあるし、ご商売関係はネットでも検索に引っかかるのでたどり着き易い。
で、一瞬路地を通り過ぎそうになるも、ちょっと気になる屋根を目の端に捕えて、
つっつっと路地に入っていくとまさにそれが鈴木写真館でありました。
(スタジオの採光のためのガラス屋根の名残かと思ったのですが、良く分かりません・・・)

↑このアングルがやはり定番かもしれませんが、王蔵院山門側からもなかなか味のある外観が楽しめます。
さて、鈴木写真館を後にして浦和諸聖徒教会へ。

↑写真だと分かりにくいのですが、大きな通りに面して建っています。ので、街路樹が邪魔で全景が極めて撮りにくい。
 手入れは良くされている、とはいえますね。いずれにせよ、教会はやっぱり中に入ってみたいです。。。

途中立派な唐破風をもった銭湯もありました。

↑普段は通行人が切れるのを待ってシャッターを切るのですが、今回はいい感じだったので入ってもらってしまいました。
そして期待のI医院へ。ところが残念!まさに新築中。
うわ~、と思いつつ道を挟んだ反対側にある立派なお家(戦前の和風建築か?)をちらちら見る。
お、ここにも洋館が。どうやらこちらは歯医者さんをされている様子。
(帰ってから調べると、たぶん総覧13010のF歯科医院ではないかと思われました。)
なかなかセンス良い洋館とお見受けしました・・・門の外からはイマイチ良く見えないのが残念・・・ので、
こちらは末永く残って欲しいものです。
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鬼門?埼玉で建築探訪(新都心で古きを訪ねる編)

所要で浦和に行くことになりました。
埼玉には何故かなかなか足が向かないプラナリアなので、
この機会に浦和方面の建物を訪ねてみることにしました。

まず始めは三菱マテリアル研究所。
浦和と言うよりは大宮、さいたま新都心駅のやや東京寄りに
三菱マテリアルの広大な研究所があったのですが、現在は再開発が進められているらしい。
途中土壌汚染やら放射性物質やらが新聞を賑わしたこともあったようですが、
さて、肝心の戦前の研究所の建物が残っているのかが分からない。
で、京浜東北線で通り過ぎる時にチェックしようと思って見ていたのですが、
行きに見落とし(座ってるからだ!)、帰りに「あんじゃん!」
慌てて引き返えそうとするも、落雷で電車が遅れたりしていて、時間のみ浪費。
*ここで賢明な読者の方は「何故京浜東北線?」と思うであろう。
 そう、埼玉良くわかんないんで赤羽からは「宇都宮線」に乗るべき、というのがわかっていなかったのよ。
 (最初に乗った京浜東北線は「南浦和どまり」だったしさあ。)
 これだったら最初っから埼京線で大宮まで行って戻った方が速かった?
そんな失態を乗り越えてようやく建物に近づくも、門はオープンだが警備員さんもいて
・・・土曜だから休みかと思った・・・なんだか写真が撮りにくい。

↑総覧ナンバー13018、三菱金属鉱業中央研究所の勇姿。
 建築年はS13.3~13.11(これは珍しいのでは?さすが軍需産業)設計は不明、施工は大林組。

脇に廻ってみると実は写真に写ってるのは(みんなこのアングルから撮ってるんですが)
この建物のほーんの一部で、右奥に延々と続いている巨大建築であることが判明!びっくり。
でも塀と巨木に遮られて全く写真が撮れないのよ(泣)
この建築の運命はどうなっているんだろうな~。
大崎とかも何にもなくなっちゃったし、なんとか残って欲しいです。

↑駅からの途中にあったオブジェ?由緒が何も書いてないんで何だか全くわからないのだ。
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