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上手に住まう

今日は小田原まで、昨年お引渡ししたリノベーション住宅の一年目点検にようやっと行ってきました。
築40年の数奇屋風外観・洋風インテリアのなかなか不思議なテイストの住宅で、
良いところは極力いじらずに、水廻り・断熱・空調などを中心に大改修したのですが、
しばらく人が住んでいない時期にやや湿気てしまったのと、
今回新たに全館24時間空調を導入したせいもあってか
もともとの無垢の床材には大分隙間が出てきたりしているようです。
「出てきたりしているようです」というのは、最近雨が続いたせいか、
今日はすっかり隙間が閉じてしまっていたため。
クライアントさんは「あら?なんでかしら。下が見えるくらいあいていたのに??」
と不思議がっておられましたが、無垢材と言うのはかように動くものなのです。
その他、壁などで既存下地を残して仕上げた部分に細かい隙間が出てきてしまっているところもあり、
今年補修するところと、もう一年サイクルを経て動きの落ち着きを見計らってから直すところを検討し、
これらの補修や、建具・空調の調整に伺う日程の相談などをして、一年点検を終りました。

さて、写真は既存の造り付けの食器棚。
微妙に野暮ったいところなどがなかなかいい味ではないかということで、
ガラス交換・清掃・再塗装など少し手を入れてリノベイトしたもの。
お皿などが綺麗に整理・ディスプレイされていて、なかなか素敵です。
どの部屋も適度に片付いていて、やっぱり上手に住んでいて下さると嬉しいですね。
箱根に別荘もお持ちなのですが、
「最近は行ってもあんまり快適じゃなくてすぐ家に帰ってきちゃうんですよ。」
との嬉しいお言葉も頂いた今日のお仕事でした。
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