入り口を入ると、ここは大空会館という場所で、どうやら葬儀などを行う場所のようでした。
境内をひと回りして見ましょう。
楼門のようです。
これはカヤノ木です。浄牧院のカヤ(東久留米市指定文化財)この榧の樹は、市内に生育する多くの樹木の中で数少ない種類の一つに数えられ、目通り幹周3.5m、樹高18mを計測する雌株です。樹齢は約400年と推定され老木としての風格を備え、東久留米市の自然を記念するものとして貴重な植物です。榧は、イチイ科カヤ族の雌雄異株の常緑高木で、樹高は普通20m、胸高直径1m内外となります。種子の胚乳は脂肪に富み、油をしぼり、又、食用ともします。分布は、宮城県以西、四国・九州。説明書きは、このようでした。
六地蔵も並んで立っていますね。
梵鐘堂でしょう。
本堂へ来ました。曹洞宗寺院の浄牧院は、神護山と号します。創建年代は不詳ですが、文安元年(1444)八王子城主北条安祝が開基となり創建したと伝えられます。天正19年(1591)寺領30石の朱印状を拝領、前沢村・神山村・当村(大門村)に寺領を有していました。東久留米七福神の大黒天、関東百八地蔵107番です。また、以下のような勝手の藩主と思われる人の墓所があります。神谷家墓所(東久留米市指定史跡)鈴木家墓所所(東久留米市指定史跡)
つづく