黒ウサギ外伝

本編『黒ウサギ的こころ』のブログです。

G1は凄いオイルだった

2023-04-14 17:32:44 | バイク

 暖かくなってもまだホンダG1の在庫があるからヤマルーブプレミアムシンセティックを使ってません。寒い時期は、G1の5W30のオイルが良かったが、そろそろヤマルーブでも良いかと思ってたんです。

 で、最近気づいたのが、G1で新キャンプ地まで行く道中に車の流れが速くてもヤマルーブと油温の上がりが同じだって事。 オイルなんて同じと思うかも知れませんが、以前の10w30より現在の5W30の方が明らかに油温に違いを感じてます。

なんでだべと思って検索してみた。

そしたらG1というオイルは粘度指数が200以上あるそうです。安い鉱物油だと粘度指数が80~120で、高級オイルでも180ぐらいらしく、最高級なオイルでも200を超えるオイルはほぼないそうです。

 で、粘度指数ってなによ?って事ですがね。オイルが高温になってもオイルの硬さに変化が少ない事だって。

 よくG1だと物足りないから、もう少しグレードの高いG2を入れるという話を聞くし、実際私もやった事があります。そのG2の粘度指数は160程度らしいです。

 ここからは難しくてよく解らなかったが、要はG1を入れるユーザーは、バイクを足として乗るだけの人も数多くいるわけで、高級オイルに比べてG1は、油膜の関係でエンジン回転がほんのチョッピリ重くなるかも知れないが、とにかく焼付づらく、どんな条件でも動くようにするオイルなんだと。

 そう考えてみるとそうなんですよ。ここ数年で高級オイルに目覚めたけど、今までG1でエンジンをぶち回して乗ったって焼き付く事なんかありませんでした。

 まあ、回し過ぎると熱ダレしてエンジンを休ませたりしましたけど・・・

いつも話してる高級オイルのニューテックなんか、おそらく薄い油膜で潤滑してるからエンジンが高回転で回ってG1より速く走れる。

 が、その薄い油膜が切れたらどうなるか?って事です。

 きちんと分かってオイル管理してれば問題ないでしょうが、どうでも良く乗ってる人なら、交換時期以上の走行やオイル管理を怠って故障する事が考えられます。

 あらためてG1オイルは、きわめて汎用性の高いオイルだと思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする