草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

コクーン「桜姫」と福助さんトークショー

2005年06月09日 | 歌舞伎
渋谷のBunkamuraのコクーンは初めてです。ホールは綾戸智恵やBrastで行ったのですが、もちろんコクーン歌舞伎も初めてです。まず1階は平場という意味がやっと納得。でも本当にお座りだから私はムリだな。だけど確かにお得な席かも?だって作品に参加できる。
 今日の福助さんは声がしんどそうで、始めははらはら、、しかもかなり色っぽい、艶っぽいシーンがあって。欲を言えばもう少し踊りが見たかったな。七之助の粟津七郎がまじめなだけ浮いていて面白い。勘太郎の悪太郎(まんまだ)との絡みが楽しい。もちろん長浦・残月はピリッと効いていて、橋之助さんもいい味出てます。
 確かに伝統歌舞伎との違いはあきらかで、どちらかというと普通のお芝居に近いかも。でも年に1 回でいいかな?
 6時からの福助さんのトークは本当に偶然この日にあることを知ったので凄くラッキーでした。
一旦退場するときから並んでいた方も多かったですが、5時40分ちょっと前に戻ったら長蛇の列。そうか自由席だからね。でも1人だったので1階の椅子席の前から5列目の真中にに座れましたのであんまり近くてどきどきでした。
 袴で出てこられるのかと思ったら、なんと白のスーツです。淡いピンクのシャツとネクタイは多分製作発表時のものかな?でも普通のYシャツじゃなくてオーバーシャツでしたね。靴も白で髪の毛は歌留多さんのときのように染めておられました。
 確かに「桜姫」をもう見た人もこれから見る人もいるので中途半端なトークになりがちなのですが、そこをうまくカバーして、キャスティングから、音楽、日本テレビの火サス・題名のない音楽会まで最近実績を積んでおられる福助さんでなくては出来ない内容でした。
 質問コーナーとかあるとよかったのですが、あんなハードな舞台の後、こんな機会をつくってくれて歌舞伎を皆に知ってほしいという気持ちがヨーク伝わってますます好感度UP、、夢のようなひと時でした。
 
 
コメント
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