草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

豪華絢爛四月歌舞伎座昼の部

2007年04月11日 | 歌舞伎
二代目錦之助襲名披露公演という事で豪華なメンバーが揃い楽しみにしていたが、今回はちょっとはりこんで3A席で前から2列目をとって予測以上に楽しめた。

気のせいか一例目より見やすい気がする。
しかもチャチャ姫と一緒で休憩時間も足りない位。

「當年祝春駒」はお祝いを現す豪華な舞で、勘太郎さん獅堂さん七之助さんらが厳かに見せてくれる。

七之助さんはますます痩せた気がするが美しさでいえば飛び出ているし紫の着物がよく映える。

二話目は真山青果の新作歌舞伎の傑作の一つと言われる「頼朝の死」という作品だが、華やかさがなくしかも暗い場面が多いので睡魔が襲ってくる(笑)

大好きな福助さんも泣き続けて挙げ句の果てに切られてしんでしまう~

ストーリーも源頼朝の死因がはっきりしていないという事から(亡霊に驚いて落馬して死んだという事になっているが)実は女装して女(小周防)のところに出掛けようとしたところを怪しい奴と勘違いした部下に殺された!

その殺した部下を愛したのが頼朝が訪ねる予定だった福助さん演じる小周防だったという訳。

これに真相を知りたい息子の頼家とお家大事の政子が絡んでくら~い作品になっているわけ。

まぁそれはともかく3話目の「男女道成寺」は勘三郎さんと仁左衛門さんの歌舞伎先の2TOPの共演でこの1話だけでも十分見る価値のあるもの。

何度も見る演目だが男女ということでそれはにぎやかですばらしいものだった。

衣装の引き抜きも何度もあるし、見ごたえたっぷり

最後の「菊畑」で信二郎さんの2代目錦之助さんの襲名口上となるわけだが、お父さんの時蔵さんと恋人役をしているのであまりにもおかしくてたまらない。

時蔵さんは私とタメのはず、ますます色っぽくて、、うらやましい!!?

5月は新橋も行きたいし、6月は歌舞伎座は12夜で、一回見たのでコクーンの「三人吉三」にしようかと思うが、正直言って、蜷川12夜も串田コクーンも話題になるほど好きではないんだな。 私は、、


コメント
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