草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

歌舞伎座120年新春大歌舞伎夜の部は未だまだお正月気分

2008年01月24日 | 歌舞伎
「鶴寿千歳」(かくじゅせんざい)人間国宝の芝翫さん・富十郎さんの舞は歳と貫禄がそのもので一番安心して見られた。

歌舞伎はぶっ飛んでいるので結構若い設定もあるがやはり限界ってものがあるだろう(笑)と突っ込みたくなるが、これとか三話の助六のお母さんはベストポジションかと

歌昇さん錦之助さん・孝太郎さんの松竹梅は中堅どころということね。

前の列にちょっと年配の外人さんが四人いるがちゃんと英語のイァフォンガイドを聞いて楽しんでおられる。開幕から日本酒のカッブでお箸も上手に使ってお弁当も食べている

二話目の「連獅子」は松本幸四郎さん染さんの親子獅子で中々迫力もあるし染さんの童顔がそれなりに良いな(笑)

中村屋のと少し振り付けも違うような気がしたが、最後の染さんの毛振りは若々しい迫力がある。

三話目の「助六」は色々趣向を凝らしていて、なんでも助六の公演が決まると後援会に連絡が入って三味線や唄いを一生懸命お稽古をしてなんとかという名取をもらって顔を見せずに演奏をする「ますみ会」という名前で舞台に上がるとか。

そういえばもも姫のおしめさまのご学友(お嬢様女子大だからね)が出るらしいが、今日舞台の向こうを必死に見たけど若いお姉ちゃんみたいな感じの方はいなさそうだった。
希望者多数で代わりばんこにでるのねきっと。
大分前に助六を見たが今日は解説が良くて、ゆったりと楽しめた。
大意はなくて、おいらんの華やかな衣装を楽しんだり、今回の時蔵さんのやった時勢を取り入れた三枚目に笑ったり(フランスの勲章や紫叙褒章や最後はそんなの関係ないでオッパッピーまで)

団十郎さんのよく通る声が良いし、福助さんの揚巻は本当に素敵。
帰りの田園都市線が止まってくれて日比谷線で菊名周りで帰っているのでブログがサクサク捗りますが、さすがに中目黒で東横線の快速に人が多過ぎて乗れなかった時には焦った。
無事に復旧したようでぼちぼち長津田で乗り換えます。やれやれ
コメント (1)
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