明治座に行く日なので、天気もいいし、広重ポイントゲットを企てました。
同僚の結婚式が馬喰町であるヨモちゃんとは4時半に明治座で待ち合わせ、、ということでゆっくり出ても大丈夫かな。
まずはすずかけ村→九段下→(東西線)→門前仲町(もんぜんなかちょう)です。いつも「もんなか」と言っていたので「なかまち」だと思っていて「なかちょう」とは知らなかった(笑)
「富岡八幡宮・成田山深川不動堂」という指示に従って出ると、まさしく深川不動堂の参道に出ます。初詣でもないでしょうが、今日も沢山の参拝者でにぎわっております。
ここから「富岡八幡宮」は隣同士と言っても過言でない距離です。あらっ?こんなところに「江東区深川庭球場」があるんですね。
鳥居近くには伊能忠敬の像、おみこし、大関力士碑などがあります。以前来たのでここはサクッと「深川八まん山ひらき」ゲットです。もちろん当時も広大な敷地ですが、一般の見物を許した期間は限られていたようで「山ひらき」と呼んだそうです。
裏側には「木場の角乗」の碑もあります。「八幡橋」という赤い橋の横を通って大通りに出ます。都知事の選挙のためのボード、、選挙権のある都民ですが、今回ばかりは迷惑(^^ゞ
「三十三間堂」ですが、京都のをまねして作られたもので江戸の武士たちが弓道の鍛錬のために幕府に懇願して実現したらしい。焼失の度に場所を転々としていて、この地に落ち着いたとある。今は記念碑が残っているだけですが。ゲットしました。「深川三十三間堂」
ここから「木場公園」を目指します。「鶴歩橋(かくほばし)」に差し掛かると平久川(へいきゅうがわ)の向こうにスカイツリーが見えます。 当たり前ですが、東京タワーやスカイツリーが見えただけでテンションが上がって元気になる自分に「安くて済む」と笑えてしまう。川沿いを歩いて「大和橋」まで来ると葛西橋通りにぶつかり、そのまま葛西方向に歩くいて「三つ目通り」とぶつかると「木場公園」です。
あんころ姉さんのところに行くのに何回も通っている道ですが、歩いてきたことは無いので新鮮!大きな整備された公園です。もとは木場(貯木場)だったとか。公園内にもそれっぽい池の中に木材があって、沢山カモメやハトなどがいたけど、頑張って近づいて写真撮りました。道路を挟んで公園をつなげる大きな橋の向こうにはまたもスカイツリー!ジョガーもたくさんいます。
ちょうど噴水の辺りで休憩しようと思ったらきれいな虹が見えました(*^。^*)「「深川木場」ゲットです。この絵の空に浮かぶ雲は「当てなしぼかし」という高度な摺りの技法が使えれているそうです。
ここから四つ目通りを目指して歩きます。途中の商店街の一枚!今日の一枚!に決定(笑)「犬にオシッコをかけないように言って!」という張り紙。「はぁ、、言ってはみますが、、」(苦笑)
でも飼ってから分るけど、犬のおしっこの威力はすごい(^^ゞ電信柱の強度はものすごいです!ちょっとした物は悪臭もつくし、すぐにさびてしまいますので。私も気をつけています。
都立大江戸高校辺りを目指します。「深川洲崎十万坪」です。オオワシがいいですね!眼下に広がる荒涼とした原野は遠浅の海を江戸のごみで埋め立てた造成地です。町名に「海辺」なんてのもありました。不毛の地を勇壮なオオワシで表現している作品だそうです。
四つ目通りを北に、住吉駅方向歩きます。川とぶつかったので多分この辺が「小奈木川」です。隅田川と中川を結ぶ、物資運搬用に作られた川で、工事の担当者の名前が「小奈木」だったらしいです。
そして昔5本の松があったとか。橋の欄干にも広重の浮世絵をモチーフにしたデコレーションがあり、「五本松跡」という石碑もあります。
今更ですが、広重の描いた江戸はあちこちで大切にされているのです。これで今日は5か所ゲットして108か所になり、いよいよ残りは11か所です。王子周辺の6か所は是非桜の時期に、大森、梅屋敷の2か所は梅が咲いた頃に行く予定。亀戸の3か所は藤の時期でも良いけど、、ちょっと待てないから梅でもいいかな(笑)