すっかりおなじみなった「鎌倉はなし会」主催の独演会ですが、今年は「鎌倉文学館」耐震リフォームで場所を逗子に移したそうです。という事で私も逗子デビュー出来ました。
JR逗子駅の改札で待ち合わせ、二人ともクリーム好きなのでマックシェイク飲みながら近況報告。京急の「新逗子駅」手前に「亀岡神社」があって今日はイベントで沢山のお店が出たり、ジャズライブをしていてお洒落(^O^)/米團冶師匠も立ち寄ったそうです。「だーれもお参りしていなかった(笑)」と一言笑わせてくれる。
逗子文化プラザ近くの「延命寺」も師匠が行ったというので、帰りにちょっと立ち寄ってみました。「逗子」の地名の由来になったお寺だそうです。
昨年秋に横浜の「金沢八景」を一緒に歩いた大学時代のお友達「丹後姫様」は京都出身で上方落語は良く聞いていたらしく「一緒に行きたい!」と言ってくれたので楽しみにしていました。主催者先行販売のせいか今日の席も最高です。(前が良いわけではなくて歌舞伎座ならいろはにほへと、、、の「とちり」=7.8.9辺りが良席とされています)
Mは2段目の前から2列目で、高座の師匠と丁度目線が同じになる位の位置です(^O^)/「場所を移して完売になるか心配」、とのことでしたが、見事に満席のようでした。
「鎌倉はなし会」の作家の秋山さんは日本文藝家協会会員 鎌倉はなし会席亭 横浜商科大学非常勤講師で鎌倉LOVEの先生です。大変自然体の方で、ご挨拶で、必要事項のみ訥々と話されていた。「携帯電話を切って下さい」とか「次回のチケットはこれです」とか「会員の先行販売がお得ですよ」とか(笑)で、ここを米團冶師匠にもいじられていた(笑)
さて本日の開口一番は桂米喜さんの「ちはやふる」。これは大好きで大学生の時にマジで暗記していた位のねた(笑)もちろんプロの話は抜群に面白い!
師匠の第1席は「七段目」で芝居好きの若旦那を演じさせたら日本一の若旦那師匠です。本日は薄いブルー系の着物に紺の羽織。
それより「ただいま上方落語存亡の危機、」って話から米朝師匠に続き、春団冶師匠が亡くなり、文治師匠のスキャンダル(^^ゞから最近のゲスネタもちゃんと触れて、しかし故米朝師匠は「不倫」というのは「親子や兄弟と間違いを起こすことで、浮気の類はよろめき?そしてスキャンダルは大物になった証拠、私がそうなった暁には大物になったと思って下さい」と予防線を張っておられた(笑)
歌舞伎の人気演目「勧進帳」を上方繋がりで仁左衛門さんと団十郎さんでやってくれてうれしい!「山崎街道の場」は歌舞伎でお馴染なので良く分った。この視点だと「浄瑠璃」なども見たら楽しいかもしれないな。とにかく大きな声で笑っちゃう(^O^)/
次は「ざこば」さんのお弟子さんの「ひろば」さん。大阪では船の川めぐりのガイドもされているようです。大阪の普通の川観光船は乗ったけど、落語家さんのガイドは楽しそう。
「上燗屋」は本当に食べたり飲んだりのしぐさが絶妙。
2席目は「鹿政談」で奈良の市中の人の人情あふれるお話。なぜかここでも「おから」繋がり(笑)あれっ?この時の着物の組み合わせ(^^ゞ思い出せない。
中入りを挟んで最後の「百年目」は秋山先生のリクエストらしいです。着物は淡いベージュ系に茶系の羽織。落語家さんが本題の前に少し雑談のような話をされて、さて、いよいよ落語に入るタイミングで羽織を脱ぐのですが、意外に早めに羽織の紐を解きだして、かと思ったらまた結び直したので??ットは思ったのですが、別にしなくてもいいのにこれについての解説?言い訳をされる米團冶様(笑)
落語はバーチャル、まさしくそうです。話し手と聞き手のバーチャルがうまく合致すると笑えて泣けて夢のようなひと時を過ごせます。今年も勝手に自分で企画した?5月の誕生日イベント?偶然ですがこの時期大相撲、落語に加え今年は浮世絵も仲間入り。とりあえず今日でバースデイウィークは終了です。素敵な61歳になりますように。
時間があったら逗子観光したかったけど箱根超えとローマオープンテニステレビ観戦で若干疲労と睡眠不足気味。来年4月の米團冶独演会も丹後姫と来ることにしたのでその時にはちょっと待ち歩きもしてみようかな。駅前の魚屋さん、賑わっていました。
31文字で様子を現すというネタを鹿政談で披露されたが、本当にうまい事言いあててる!覚えてられないのでググってみましたがちょっと違う(^^ゞもう少し探してみよう。