草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

東海道中膝OK? 川崎→神奈川 その1 「砂子の里資料館」から「鶴見」

2016年03月11日 | 東海道53次

私の様な暇人はこの様な日に在宅すると3.11の特集番組に呑み込まれそうで、絶対に外出する事は決めておりました。

川崎宿の「砂子の里(いさごのさと)資料館」での3月の展示は隷書版「東海道五十三次」です。これは見に行かねば、と雨との兼ね合いをしながら決行しました。見終わる頃には雨が止めば歩くし、歩けないほどの雨だったらプランBを考えようと。にょろ散歩もしていないのでスタートは811歩。

「溝の口」で南武線に乗り換えて「川崎」までこれが最安です(*^_^*)滅多に乗らない路線なので楽しい(^O^)/川崎駅ビルでは丁度10時で「Azalea」のモダンなからくり時計が踊っていました。ミーハーなので写メ撮ります(笑)

      

「隷書版五十三次」全部の他に、「五十三次宿駅名勝」というミニチュア版の様な物は初めてみました。スタッフのおじさまに伺ったら、どこかで借りたものではなく全部「斎藤文夫さん」という方の持ち物だそうです。くどいようですが無料なのも凄い、更に来月は「肉筆画」がガラスなしで見られるそうです。とにかくここには何回か通う事になりそうです。

今回のパンフレットもオールカラーだし、税金の関係などで今は「公益社団法人」になっているそうですが、全部私財をなげうっているわけで沢山の賞状が飾ってあるのも納得です。

      

『暑い中を歩くよりはまし』という判断で歩きだしました。ニット帽子にコートのフードも被っているけど一応傘も差しますが、歩いていても寒くはなくて気持ちいいです。

「八丁畷(はっちょうなわて)」までは前回歩いているけど見落としていた部分もあったので復習がてら。川崎宿の京都側の入り口を確認「教安寺」にも立ち寄りました。

          

「八丁畷」からは京急と仲良しで着かず離れず。4926歩から再スタートです。まずは「熊野神社」うーんボロボロですが、いいんでしょうか?

     

梅よりも椿が目立っております。「市場の一里塚」確認。日本橋から5つ目ってことはまだ20キロか(-_-;)この辺りはとにかく広範囲に「市場」という表示があり、京急「鶴見市場」という駅があります。

    

 特に史跡らしいものもないけどちゃんと「旧東海道」表示があり、時々面白い光景に遭遇。この丸い花の木は枝が三又に分かれている「ミツマタ」だったかな?

     

なんでこんな事になってしまったのか?トラックレスキュー現場(-_-;)「金剛時」の境内の「コブシ」と白くて赤い縁取りのある花も「ミツマタ」かな?「ボケ」の赤も美しいです。

          

お地蔵様もポーズも表情もそれぞれで見ていても飽きないけど、、先がありますので(-_-;)  ひゃー橋が見えるとテンションあがりますね(^O^)/

    

「鶴見川橋」です。昔は「鶴見橋」だったそうです。菜の花も川堤にお似合い(*^_^*)広重様の「五十三次名所図絵」の「川崎 生麦の里」が紹介されています。

    

「鶴見橋関門旧蹟の碑」ってのもやはり外国人が入ってきて監視が厳しくなったための物らしいですが見落としました。けどグーグルマップのストリートビューで確認完了(*^_^*)

「道念稲荷」も見に行かなかったけど、それより図書館の前のこの傘のお化けのようなオブジェが気なります。

    

便利であり怖い時代です。ググったら「二ロ(ふたくち)金一」という方の「旅立ち」という作品の様です。宇部にも二ロ氏の作品があって、、似ている(笑)間違いないでしょう。

    

「鶴見駅」辺りでJRと京急が交差するようです。素敵な洋菓子屋さん「エスプラン」には「「覇王樹(さぼてん)茶屋跡」の石碑が。 

「みぎひだり つのを出して世の中を 見たるもおかし さぼてんの茶屋」と書いてあるようです。 「さぼてん」って江戸時代にもあったの?疑問が次々に湧きます(-_-;) 


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