子供のころから強烈なイメージだった「生麦事件」。小学校の頃暗記した(笑)オーストリアの皇太子フランツフェルジナンドがサラエボでボスニア人に襲われた「サラエボ事件」が第一次世界大戦の引き金になった事を思えば「薩英戦争」位ですけど、それでも国同士の戦争の引き金になっちゃった大事件です。島津藩の大名行列を無視しちゃったイギリス人商人は「川崎大師」に観光に行く途中だったんだそうです(-_-;)
生麦に入ると海産物関係のお店が目立ってきました。「生麦魚河岸」みたいな表示も見えます。貝専門店、海苔専門店、昔はもっと海が近かったわけですしね。
質屋兼豆腐屋の村田屋勘左衛門の家の前という「生麦事件発生現場」は生麦4丁目みたいです。生麦って1丁目ずつ結構長いです(笑)
「慶岸寺」→「正泉寺」の黄色い梅は花びらが退化したとか言う種類かも?茶筅(ちゃせん)梅だったか、数種類の蓮が夏を待っているようです。
「通念稲荷神社」は「蛇も蚊も祭り」という横浜の無形文化財(お祭)の発祥の地とか。300年ほど前疫病が流行したとき萱で作った蛇体に悪霊を封じ込めて海に流したということが起源とされ、もうちょっと離れた公園にも同じ説明板がありましたが、現在は2か所の別のイベントになっているとか、公園の「蛇フェンス」もここなら許されるわけですね。
「生麦事件の碑」はただいま工事中の関係で場所を移動していました。生麦1丁目が「重傷を負って逃げてきた英商人のリチャードソンが落馬し、駆けつけてきた藩士にとどめを刺された。」場所らしいです。なるほど、、本当は第一京浜とぶつかる辺りだそうです。それにしても首都高の生麦ランプ辺りは工事工事工事、「横浜環状北線」ですと。
そう言えばキリンの工場がこの辺りにあるはずなのですが、工事現場の向こうでしょうか?お昼を兼ねてレストランに行ってみようと決めました。
と思ったのですが、ちょうど出てきた「工場見学」のスタッフさんに誘って戴いて、急きょ参加する事に。実は昨日この件は調べていたのだけど、1人だし、雨や歩き具合でどうなるか分らないので保留にしていました。「1時半の回なら参加できます」ってことでした。通常はWEBで予約もできるようですが1人や当日の場合は電話で問い合わせが良いようです。
今年は全国47都道府県それぞれの「一番搾り」を出す予定だそうです。1人だったせいかスタッフの女性が話しかけてくれました。出発前にはこんな写真とか撮れます。
実物の麦芽やホップに触ったり食べたり、一番搾りと2番絞りを飲み比べたり(ここまではアルコールが入っていないので参加できました確かに2番は、、2番煎じって感じに薄かった。KIRINの一番搾り以外はこの二番煎じをブレンドして苦味を調節しているのだそうです。
色々な質問に答えてもらえますが、ノンアルコールビールというのは、まったく製法も違い、ジュースみたいな存在らしいです(笑)「あれはビールじゃない!」と言い切っていたビール大好きヨモギ源氏が正しかった。
試飲は3回出来ます。おつまみのチーズ風味の柿ピーも戴けます。あまりに感動したので1口位飲んでみようとほんの少しだけ入れてもらい飲んでみたけど、、結局2口で身体が熱くなってきたので(笑)帰りの事も考えて残して2回目は午後ティーのホット、3回目はキリンレモンを戴きました。凄く小さな缶なので喉も乾いていたし時間内に飲めました。
売店では「ここでしか買えない」物が沢山あって、ついつい買ってしまった。ヨモちゃんも数年前に誘われて来たようだし、ヨモギ源氏も横浜OB会で来たようですがとにかく行きがかりでも寄れてラッキーでした。庭も広くてきれいだし、無料の工場見学でファンが増えそうな素晴らしい施設だと思います。
レストランにはBBQもあるし、またいつか食事を兼ねて来てもいいかな。さて、東神奈川まで歩けるか?
お花もきれいだし、歩くのに快適な季節で出かける日も増えそう。
キリンのビール工場はビール飲めなくても楽しめるんだね。