草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

「野菊の墓」と「矢切の渡し」の町はお花でいっぱい、、

2013年06月05日 | お出かけ

これまたずーーーと気になっていた「矢切の渡し」

帝釈天のそばの堤防に向かって「→矢切りの渡し」とあったし、河原の公共駐車場に止めて船で往復しようかな?とも思ったけど駐車場も9時からみたいだし、船が本当に出るのかもわからないので(土日でないと)いったん車で千葉県に入ってみることにしました。「金町」駅を通って行きます。みなさん通勤のお時間です。「矢切駅」のロータリーでUターンして「矢切りの渡し」とか「野菊の墓」の文学碑のある散策地域に向かいます。

    

キャベツ畑が広がる向こうに堤防があって、確かに「矢切の渡し」はありました。しかも「専用駐車場」は無料のようです。河川敷がゴルフコースのようです。

               

ここが入口のようです。

          

でも、、誰もいない、、蜘蛛の巣とか張っているし、、(-_-;)一応問い合わせ先というのに電話してみます。しばらく鳴ってから女性が「10時過ぎでないと船頭さんが来ないですよ」だって、、

1時間もあるので先に散策をすることにしました。印刷してきたパンフレットには「野菊の小路」とか「柳原水閘」(すいこう?)とか「文学碑」などがあります。ちょうど45分くらいと書いてありました。

それにしても暑い、、まだ9時なのに結構日差しも強く、堤防の道は木陰がない(-_-;)一応日焼け止めを塗って、ドライブ用の長手袋、帽子、サングラスは装着しております。

多分代謝の良い人なら汗だくになるかもしれないけど、代謝が悪いのもこういう場合は便利で、、汗はかかないように歩いていきます(笑)北総線江戸川鉄橋にはひっきりなしに電車が通っていてびっくりです。

    

いったん堤防から降りて、「坂川」という小川沿いの道を歩きます。キャベツ畑のおじさん・おばさんは暑い中みっちり農作業中です。

    

この川が江戸川に合流する場所が「柳原水閘」みたいです。これは以前使われていたもののようで、現在の水門は別にあります。歴史的に価値のある建築かな? 

    

大して深そうでもないと思いきや、、5Mくらいあるそうで、、こんな看板があったのでとっても理解しやすい!!5Mは象さんがすっぽり隠れてしまうのね、、

    

北総線の鉄橋下をこぐって畑の中を歩きます。両側に沢山の花壇?番号が付いているので担当が決まっているのかな?最近は雨が少ないので川の水を汲んで水やりのようです。「矢切「四季の道」というそうで地域の方の努力ですね。

              

ふと、モンシロチョウがたくさん飛びまわっているのにびっくり(*^_^*)激写タイムです。動画も撮ってみたけど、追っかけているのでとても見られない結果、、動画は定点でないとだめだな、、と今更気がつきました。

                      

「野菊のこみち」という道しるべがあったけど、多分これは秋になったら沢山野菊が咲くのかも、、今は草だけでした。「野菊の墓」と「矢切の渡し」のモニュメントがあって、橋の欄干の装飾も素敵です。

      

本当の「文学碑」が実はここからちょっとの場所にあったのですが、船の時間が気になったので「帰りに車で寄ろう」と結局見ずにもどりました(結局最後まで見れなくなったけど、)

キャベツ畑には過去最高のモンシロチョウの群舞が見られたけど、やはり動画撮影は失敗、、

    

さて、「矢切の渡し」ですが、10時過ぎて行ったけど誰もいない(-_-;)もう一回お電話しました!「いま若船頭がバイクで向かったのでもうじき着きます」って、、確かに「何時から」とか書いてないけど、、

やってきたお兄ちゃんにやっとこ乗せていただきました。なんと貸し切り状態です。パンフレットには片道100円となっていましたが、200円になっていました。(まぁ一人じゃねぇ、申し訳ないくらい、)

「往復してもらえますか?」と聞いたら「えっ?降りないの?あっち見ないの?」と聞かれたけど、今朝見てきたし、車置いてあるし、1時からにょろのヘアカットだし、、『早くやっとくれ、』みたいな(笑)

このお兄ちゃん普通の作業着だし、全く愛想もないし、音楽もかかってないし、 これでいいのか?「矢切の渡し」   とはいえ姫気分で10分くらいかけて江戸川を横断します。 

        

ところが対岸に人が続々と溢れてきて、、びっくり、、予約のお客さんのようです。「乗ってていいんですか?」ときいたら「31人乗りだから大丈夫」らしいっす、、(最近「もやさま」口調になる(笑)

  

ということで帰りは満員御礼、積み残した方はこの船がまた戻ってくるまで待っているようです。さすがに写真も撮れなかった、、

ナイスミドルの集団だったので気軽に話しかけたら横浜文学館のサークルの郊外イベントのようで、帝釈天から矢切の渡し→野菊の墓→戻って柴又の参道の有名な「川千家」さんでお昼のようです。

『お一人で乗っていたときは素敵でしたね、、浴衣でも着ていたら黒田清輝の絵みたいで、、一人で羨ましかったわ』、、、などと言われてしまった(*^_^*)あの絵は「湖畔」だから船には乗っていないと思うけど、、まぁいいや(*^_^*)

そういうわけで満員御礼の船で戻って、、本当は「野菊の墓文学碑」に寄ろうと思ったけどあの大群と一緒になるのかと思うとちょっと憚られ、にょろのヘアカットの時間も気になっていたので戻りました。

      

観光案内所も改装中みたいです。帝釈天側が東京都でこちらが千葉県のせいかなんだかいまひとつ連携がよくないようなイメージを受けました。

こうやって文学散歩とか細川たかしの歌の場所だとか思って来る人もいると思うのでもうちょっと力を入れたらどうかな?などと余計な事を思ったりしました。

閑話休題

実は「野菊の墓」とか「路傍の石」といった文学作品が苦手(笑)子供の頃好きだったのは「シャーロックホームズ」とか「三銃士」とかで、、日本の昔の辛い系の話は今でも好きじゃない(-_-;)「路傍の石」がテレビドラマだったころ?母の田舎に行って同じ時間帯の漫画を見ようとしたら叔父に阻止されたので(叔父も大人げないが、、)余計に敵対心を持ったというエピソードがあって、(笑)そんな事も思い出したりした半日でした。昔の話だなぁ、、

そしてまた久しぶりに太陽に当たったのでかなり疲れて、、にょろを「B's DOG」さんに預けてきて爆睡、、「歳のせい」とよもちゃんに言われてしまった(-_-;)     


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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確かに力入れたらいい! (チャチャ)
2013-06-05 19:16:06
ほんと!整然としてないって私も以前思いました。
船乗り場もこんなとこ?っと思ったし・・・
きれいな花壇ってわけでもなく何か植えてあるし。
野菊の墓とかそんな文学散歩の場だったなんて!勉強になりました。
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何でですかね? (草もち姫)
2013-06-06 00:36:06
今までのクルーズでは最低点かも(笑)景色も良いし、歴史もあるだけにもったいないですよね(-_-;)
返信する

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