川越雑記帳2(川越見て歩き)

ガタガタと右岸の基礎の穴を掘る/左岸の基礎は橋げたを待つ(新河岸川・滝下橋)

新河岸川の土手を上流へ戻りながら前方を見ると、滝下橋の工事現場が見えてきた。
川底に並んだ太い管が見えるが、橋はまだ架かっていないようだった。


近づいて見ると、前方の仮設のフェンスは道路側にはみ出していて、そこで重機が動いていた。
川底には6本の金属製の管が並び、その上に土砂や細々した物が置かれている。
対岸(左岸)の橋の基礎部分は完成しているように見えた。


基礎の上部は断面がL字形になっていて、この分だけ現在の路面より高くなっている。


フェンスの中には鉄の杭が並び、重機はその杭越しに穴を掘っている。
他に動くものはなく、この重機の土を掘る音だけが響いている。


道路側にはみ出したフェンスには、通行止めのお知らせの看板と赤い矢印がある。


道路との間は狭く、縁石に沿って小さな土嚢が並んでいる。
ここを通る車は、土嚢と縁石に乗り上げないと通過できない。


その脇に「橋の工事を行っています」の看板があり、令和4年3月31日までとなっている。


車のこないのを確認して、反対側から工事中の所を見た。
鉄の杭は道路側にも並び、両側の杭の間をつなぐ鉄骨の枠もある。
重機はその枠の中を掘っていた。


脇には大量の土砂が積み上げられている。


その土砂の反対側には、木の杭の様なものが積み上げてある。
その脇には曲がった鉄筋が何本も集められ固まりになっている。
これも今掘っている所から出たものだろう。


少し上流の歩行者用の橋から工事現場を見る。
2台の車両と重機の外は何もない。


左岸の基礎を作るのに、かなり時間が掛かっていたように思う。
いまの状態では、右岸の基礎を造るだけでも3月31日は過ぎてしまうような気がするが。

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