川越雑記帳2(川越見て歩き)

満開の信綱桜空青し/枝垂れたる桜の下にボケの花(仙波東照宮・喜多院)

中院から仙波東照宮へ行った。
石鳥居の左上の方に、エドヒガンが咲いていた。


信綱桜と呼ばれる木の下はゲートボール場になっている。
その上に伸びた枝には満開の桜があった。


ゲートボール場はいつ来てもプレイを楽しむ人がいたが、このごろは全く見ない。
この日はベンチに座っておしゃべりしている人など、数人の人しかいなかった。
そのやや荒れた感じの土の上には、すでに花びらが散っていた。


ゲートボール場の反対側から見上げると、例年と同じ姿があった。
隣に別の桜があり、その枝が触れ合うようにして咲いている。


上の方の咲きぶりも問題ないく、青空に映えている。


下から見上げると、2本の太い幹の先に桜が広がっていた。


喜多院の境内へ行ってみると、ソメイヨシノはまだぽつぽつとしか咲いていない。


ようやく、少しまとまっている所を見つけた。
桜の下で立ち止まっていると、またハトの群れが舞い降りてきた。
完全に餌をくれる人と間違えている。
他の人が通りかかると一斉に飛び立ち、またすぐに戻ってくる。
そんなことを数回繰り返していた。


本堂の脇に大黒天の社があるが、その脇のサクラから本堂側に伸びた枝には花が咲いていた。


なぜかその枝だけに花がつき、ほぼ満開である。
本堂の上で写真を撮る人もいた。


真似して、上に上がって間近で撮った。


庫裏の前の枝垂桜はほぼ満開になっていた。
一方、その脇の枝垂桜はまだ花が少ない。
周囲には写真を撮る人が入れ替わり立ち替わり集まってくる。


上の方は少し寂しくなったが、下の方はまだまだ見ごろである。






多宝塔を入れて撮りたいと思ったが、中々人の姿がなくならない。


まだあまり咲いていない枝垂桜の傍に、真っ赤なボケが咲いていた。
枝垂桜をバックに対象的な花を撮った。




昨日、喜多院の境内を通ると、ソメイヨシノは2分咲きほどになっていた。
ほんの2日違いだが、一気に春めいた感じになった。
この分だと、次の週末は満開になっているだろう。

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