小江戸川越菊まつりに行く途中、仙波東照宮の前を通った。
少し前まで行われていた補修工事は終わっていた。
以前は開いていた門扉が閉まっていて、通ることは出来なかった。

小さな案内板が掛けられ、東照宮へ入るには、左手の小道を通るように書かれていた。
この道は工事中だけの通路かと思っていたが、正式の道になったようだ。

脇の道を通って随身門を反対側からくぐった。
朱の漆が塗り替えられて柱などが光を反射していた。

門の前の説明板は元のままであった。
写真を撮っていると、背中のほうで人の声がした。
シルバーガイドが団体の観光客を連れて来て、閉まった門の前で東照宮の説明を始めた。
中へ入っても東照宮へは入れませんので、と言って先へ行ってしまった。

ところが行ってみると、東照宮の門は開いていた。
随身門の工事と同じ頃、本殿でも工事が行われていたが、それも終わっていた。
