「77歳で永眠され、砂久保地域の共同墓地に埋葬されている。」と書かれていた。
後日、その墓地を探しに行ってみた。
砂久保橋を渡り、最初の右折路に入った。
道は左にカーブしたあと右に曲がり、畑と住宅の間を南に進んでいた。
その道を進むと、一本南側の細い道に出てしまった。
住宅の東側には、畑が広がり、墓地らしいものは見えなかった。
また砂久保橋に戻り、一つ先の道を右折して少し行くと、右前方に墓地があった。
ブロック塀の先に門があり、そこに四角いコンクリートの建物が見えた。
墓地の門から中を見ると、正面い赤い屋根のお堂があった。
門の左側に、先ほど見えたコンクリートの建物があった。
中を見ると、大きな石仏が立っていた。
後ろの壁はなく、側壁と屋根だけのお堂であった。
門の右側を見ると、こちらにもコンクリートのお堂があった。
こちらも後ろの壁はなく、中央の壁を挟んで、石仏が二体ずつ並んでいた。
右端側は、台座にのった丸彫りの半跏思惟像で、その隣りは庚申塔であった。
左側の二体のうち、右側は馬頭観音であった。
左端の石仏には奉納念仏供養と彫られていた。
年号を見ると、四体とも江戸時代のものと思われた。
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