道路近くの庭の中に神社があったが、それもなくなっているので、どうなったのか気になっていた。
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あるとき、成田山川越別院に寄ってみると、七福神の隣りに新しい鳥居と社殿があった。
赤い幟には、「正一位出世稲荷大明神」と白抜き文字で書かれていた。
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そばに説明板があり、「郷土川越の名匠野本民之助の彫刻」と書かれていた。
平成22年3月に、川越市文化財保護協会が設置したものであった。
その中ごろに、「大正11年(1922)日清紡績川越工場屋敷稲荷社殿は、永く社運を守ってきたが、平成21年工場撤収のため空宮となり、当山の出世稲荷大明神の社殿に遷座した。」
と書かれていた。
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社殿は高い所にあり、前に石段が設けられていた。
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社殿の左右には、彫刻が施されていた。