天然寺の裏の坂を上り、やや方向感覚をなくしながら歩いていると、ドラッグストアの脇に出た。
その先に、見覚えのある道が見えた。
川越駅に向かう道に入り、少し行くと右手に2つの無人販売所があった。
この無人販売所は以前に見ていたが、その時は雨だったので通り過ぎていた。
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写真を撮り始めて少しすると、自転車に乗って来た人が左のお店に入った。
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その間に、右側のお店を覗いてみた。
中は一見ギャラリーのようになっていた。
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壁には、魚の絵、相田みつをのことばや、カブトムシの折り紙などが掛っている。
相田みつをの言葉は「しあわせは いつも自分の こころがきめる みつを」と書いてあるが、印はない。
棚は2段あり、上の段には「節分會」とかかれたマスの上に稲穂の色紙が置いてある。
その他、上下段とも花が活けてあり、これを販売しているらしい。
空の器があるので、売れたということか。
右の柱に箱があり「1束100円→ここに入れて下さい。」と張紙がある。
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そのうちに、隣のお店には別のお客さんが来て、2人で話を始めた。
おしゃべりが終わり、2人とも自転車で去ったあと、左側の販売所をのぞいた。
大きなボックスが2つあり、左側には、モロヘイヤ、なす、ピーマン、青じそ、ししとう、じゃがいもと書いてある。
右側には、オクラ、こまつな、空芯菜、ししとう、新米とある。
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新米の傍には「芳仙米」宣伝する紙が貼られていた。
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駅からそれほど離れていない所にこんな無人販売所があり、結構利用されているのは面白い。