ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

今年ももう酉の市の季節

2007-11-25 16:18:03 | 日本文化
浅草は、何かと行事が多いところです。
昔からの庶民の町だからでしょうか。
テレビもネットもない昔は、
いろいろなイベントで盛り上がって楽しんだんでしょうね。

ここ数日、急に身にしみる寒さがやってきました。
今日は、鷲神社の酉の市。二の酉。

米俵や金貨や鶴松、松竹梅、おかめ・・・
縁起物を満載した熊手を売る市です。

夕方から出かけました。
家から言問い通りを歩いて、国際通りを北千住方面に上がっていくと
徒歩10分ぐらいで着くのですが
・・・大混雑。まるでいつもの通勤山手線状態。

一時間以上、立ち往生、のろのろ牛歩です。
警察官が、街頭車に立ちスピーカーでタクシーは止まらないで、
とか、車道に出ないで、とか、叫んでいます。

気温は寒かったのですが、あまりのギュウギュウ詰めで、あたたかい。
それにしても、日本人は大人しいと言うか、我慢強いと言うか、
こんな寒空に牛歩1時間でも、誰も文句は言いません。
整然と、列も乱さずのろのろ止まったり歩いたりしています。
他国なら、こうはいか無いんじゃいの?

今年の混雑は特別です、
二の酉で終わりだし、今日は祝日だったし、お天気はよかったし。
景気が悪いと酉の市が繁盛すると聞きました。
景気悪いのね。(私のお財布の景気も悪いので)

やっと境内に入って

あらら、仕事で知っている会社の特大熊手発見。
ちなみにチョコレートメーカーです。

去年も見た、石原家(都知事の家です)ご一同様も。

渡辺大臣とか。

政治家も縁起担ぎ。


お買い上げになると、売り子さん総出で景気付けの三三七拍子。
熊手は値切るものなんです。
でも、値切った後、その分は「はいご祝儀」といって返すのが
決まり事。

狭い境内、熊手で溢れて、活気に満ちていました。
年末、冬が来たなあー
と実感する日。
明日からちょっと気分も新たに。気持に区切りをつけて、
さっぱりと冬の気分になろう。