今年の初夏、目白の古民家ギャラリー「ゆうど」で開催した
インディーズ着物の「井戸端着物マーケットvol.2」
去年、震災後の不安が東京中に充満する中、大好評だった第一回に続き、今年の5月に開催した二回目も大盛況で楽しかった着物のマーケットイベント。
今度は、場所を新宿伊勢丹百貨店に移して、少しイメージの異なる三回目を
9月5日(水)~9月11日(火) 新宿伊勢丹本館7階で開催しています!
私は初回からお手伝いに参加して、今回が三回目。
新之助上布の搬入と初日5日の店頭に立ってきました。
今回のメンバーは
雨待ち小町(ユニット)雨が楽しくなるような着物周りがテーマのユニット
重宗珠緒 新進気鋭の友禅作家 インパクトのあるデザインの友禅染
新之助上布 近江の伝統工芸品近江上布の織元
はじめてのきもの小梅 着物が初めての方に最適、セパレートきもの、二部式帯など
モダン機もの☆小物梅屋 モダンでおしゃれな本物の着物周り
山崎佳子(着物スタイリスト) 女の子心をくすぐるセンスの着物周りをセレクト
結城紬・織り子店rico 結城紬を織っている女性三人組 結城紬を使った小物たち
和キッチュ ベトナムで一針一針さしているペタコさんデザインの刺繍半襟など
会場のディスプレイなど
右側は、フェイクレザーの着物!クール!
大人気、和キッチュさんの刺繍半襟
梅屋さんごめんなさい、後ろ姿も素敵です(汗)
着物に魅せられた女性が、自分の欲しいものを作っているのが、今どきの女の子に受け入れられる理由だと思います。
着物というと、格式や、作法や、茶道華道、踊りや歌舞伎・・・そんな取っ付きにくさがついて回ります。
でもそこをいったん通り抜けて辿り着いた、やはり着物は衣服でファッションだから、自分が可愛い、お洒落と思うものを身に付けたい、という自然な思いに共感していただけるのだと思います。
そうやって、着物が「古くさい」「特殊」なものから、「カッコいい」「ファッショナブル」なモノになれば、伝統としても衣服としても生き残ると思うのです。
着物姿の店主もお客様もみんな素敵できれい。その姿だけでも見る価値あり!と思ったのでした。