知人が、眼底出血で一時視力を失っているという知らせを聞きました。私はなんだか目の病気が怖いのです。「ものを見る」「美しいもの見る」ことに重きを置いた生活をしているからでしょうか、そもそも人間は五感のなかでも特に視力に頼っている動物ですね。
眼底出血ってどんな病気だろう?
と思って少し調べてみたら、高血圧と関係しているらしい、他の病気が目に現れている形なんですね。
闘病中の本人以外、実際病気の解決のためには何も出来ません。本人も静養するしか無いのだそうです。ご家族が心を支えるくらいですよね・・・
そんなわけで、東京の眼病平癒 といえばこのお寺
新井薬師 梅照院 にお参りしました。実は始めてです。
ご本尊は「薬師如来」と「如意輪観音」の二体一仏 、新田家代々の御護仏であったものが、この地で発見されて創建されたお寺だそうです。
徳川家二代将軍秀忠の第五子和子の方(東福門院)の患った眼病の折りに祈願して快癒したことから、「眼病快癒」の霊験あらたか、といういわれ。
私が行った日は、護摩祈願法要のある日で、境内に少し出店が出ていました。西武池袋線新井薬師駅から、参道のような商店街を歩いてそう遠くはないのですが、日曜日だったせいか、お店も閉まっていてちょっと寂しい。
東京は広いので、同じ都内と行ってもかなり土地土地で雰囲気が違います。
東京の染め屋さん(東京友禅染や染め小紋の染め屋さんが、中井~落合の中井川沿いに数件のこって、お着物を染めています)歩きでこの近辺を歩いたことがあるのですが、
下町っぽい人情感があり気取らない町、でも東側とはちょっとちがう静かな雰囲気です。
もうすっかり秋で、境内の大きな木も葉を落とし始めていて、少し物寂しさを感じます。
眼病平癒のお守りと「メグスリノキ」(お茶らしい)を買ってみました。