ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

夏越の祓い

2011-07-01 03:17:33 | 日本文化
6月30日 1年も半分過ぎた日です。
夏越の祓いの、茅の輪くぐりに行ってきました。

私の家の近所にある、由緒ある神社「小野照先神社」。

小野篁命と菅原道真命をお祭りしています。
小野篁命は平安時代に足利学校を創立した、学者で歌人

なので、この神社は、学問と芸能の神様の神社です。

また、境内に富士浅間神社があり「富士塚」という、富士さんを模した小さな山?があり、
ここは重要有形民俗文化財指定とのことで、史跡です。


1年のうち、夏越の祓いと7月1日だけ、一般に開放されて、「富士登山」が出来ます。
この日は「お山開き」として地元では有名なのです。



お昼すぎに訪れると、人もまばらでしたが、茅の輪をくぐっている方もちらほらいて、
臨時社務所に朝顔のお守りを買う方かな?並んでいました。まだ発売前のようで10人くらいの方が並んで待っていました。
なんだか気になりつつも、

茅の輪をくぐってお参りして
今年半年がなんとか無事に過ぎたことを感謝しました。
輪をくぐると、藁のいい香りがしました。

体調がすぐれないので、元気になりますように…というお願いも少しだけ。






もちろん、富士山にも登ります。
小さいながら、岩場の山道の通りに上ると、頂上は小高い丘の上に立った感じ、







下々を一望できて気分がいいです。

登山の印、ご朱印をいただいてきました。


夕方もう一度行くと、氏子さんたちがお花の苗を参拝者に配っていて、桔梗の鉢をいただいてきました。
今年は「東日本大震災復興祈願」ののぼりが立っていましたが
訪れる人は少ない様子、お花の苗がたくさん残っていました。
今年はもはやかなり蒸し暑いからかな?



こんな天変地異と気象の不安な時は、神社とかお寺に足が向く方が多いのかと思いましたが
そうでもないのかな?
様々なことが起きすぎて大変だった今年の前半半年の、けじめをつけたような気持ちになりました。

お参りの後、家に帰って、水無月を食べて、今年半分を収めました。

さあ、後半もがんばろう。

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