ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

新之助上布展 の オープニングパーティで頂戴したみなさまのお志を、被災地応援ファンドへ

2011-07-06 08:41:12 | 独立起業
6月17日~21日 gallery園での
「麻をまとう、涼の風 新之助上布展」

には、たくさんの方がいらしてくださいました。

縁側のある、畳敷きの日本家屋、風が通り抜けて、
古民家の静かな空間で、新之助上布のあたらしい魅力を見ていただけたならうれしいです。

今回は、薩摩琵琶奏者 榎本百香さんの祝演 とささやかなオープニングパーティを開きました。

オープニングパーティでは「投げ銭制」として、「東日本大震災チャリティ 漁業関係のファンドへ投資します」ということで、皆様からお志を頂戴いたしました。

総額 17,056円というみなさまの  温かいお志を頂戴しました。

パーティ経費は、大西新之助商店が全額負担しており、このお志は、大西新之助商店の意思で、全額復興支援へ使わせていただくことになりました。


どこへ使うのがいいのか、さまざまに検討した結果

ミュージックセキュリティーズ株式会社が運営する 「復興支援ファンド」のうち「山内鮮魚店ファンド」へ 
17,056円+鈍色舎出資分を合わせ 21,000円を投資&寄付いたしました。

このファンドの仕組みはというと…
     ファンド投資 5,000円
     応援金   5,000円
     運営者手数料   500円

が一口となっています。
応援金とファンド投資はセットになっており、投資をすれば必ず同額応援金として寄付します。
ファンドの契約期間は8年間、内投資先営業開始から2年は無分配期間に設定されています。
無分配期間以後は、投資先の営業利益に応じて、分配金が配当されます。

分配金は全額大西新之助商店へ送金し、この使い道は長い復興支援のチャリティのような形のための資金にしたいと考えております。
投資先の経営状態のIR情報は、定期的にこのブログと鈍色舎のwebサイトでご報告させていただきます。

投資した先の「山内鮮魚店」の三陸の魚の販売が順調に回復するのを、リアルタイムで知ることが出来ることにワクワクしますね!それが投資の醍醐味なのでしょうか。

出資者特典として、山内鮮魚店のお魚がいただけるそうなのですが、大西師匠のお酒の共として
師匠もちょっぴり特典を楽しんでいただきたいと思います。


そもそもなぜ、ファンドへ投資なのか、と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
日本赤十字などへの寄付が一般的かと思いましたが、
義捐金が被災された方へ行き渡っていない現状や、会計報告が特にないこと、等を考え、

☆確実に被災された方へ渡ること
☆使途が明確にされ、確実な復興支援になること
☆契約期間は投資先の情報が提供され、いまどういう状況にあるのかを知ることが出来ること
☆大西師匠がお魚が大好き、大西師匠も私も漁業への甚大な被害を何とかしたいという思いがあること

から、このファンドへの投資を選択しました。


震災からもう4カ月近く経とうとしています。
日々被災地の様々な情報が流れますが、困難な復興の様子、行き渡らない支援の様子など、
もどかしく、苦しいニュースが未だ多く、どれほどの甚大な災害だったのか、今更ながら思い知ることばかりです。

東北の、そして日本が受けたダメージの大きさは段々と大きく深いことが明らかになるようで、苦しく不安な思いです。

それでも、前を向いて進まなければなりませんね!




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