秋はたくさんの勉強会など行事がございます。
今回は、9月と10月の勤務助産師セミナーのご報告です。
①9月24日(土)マザークラス
10時~12時 岡本美由紀助産師(ゆき助産院)
地域で保健指導活動のご経験の深い岡本先生による、マザークラス講座。
集団指導の方法の前に、まずは、対象者となるお母さんたちのことを知らなくてはなりません。
妊娠中だけでなく、出産、そして産後も見越したお母さんたちのたどる経過、
そして今のお母さんたちの置かれている環境など、幅広く学んだ上で、
実際のクラス運営、構成内容について学びました。
他の病産院ではどのようにしているのかを学びあえたり、
実際にどうしていったらよいのか、個別で相談されている方もいらっしゃいました。
学び合う熱心な助産師さん!
②9月24日(土)乳房トラブルを予防するための指導
13時~16時 藤垣真貴子助産師(IBCLC講師)
事後アンケートでのご意見でも多くみられました
「ハンズフリーの指導の大切さ」。
どうしても助産師は、授乳指導の際、
片手で赤ちゃんを抱き、片手でお母さんのおっぱいをつかみ、
「はい!こうしたらよいのよ!」と授乳介助をしてしまいがちですね・・・
それでは、
「助産師さんがやってくれなければうまくくわえさせられない・・・」
真の指導にはならないのではないでしょうか。
グループに分かれて、「ハンズフリーで授乳指導をしてみよう!」
難しさもたくさん感じつつ、でもお母さんのため、みなさん工夫しながらお伝えするワークを行いました。
③10月22日(土)退院指導で大切なこと
10時~12時 藤原朋子助産師(当会保健指導部会長)
母子訪問指導のエキスパートの藤原さんに講師をしていただき、
産後のお母さんたちのこころとからだの変化を学びました。
実際たくさんの母子をみてこられたご経験から、
退院後のお母さんたちの姿がリアルに見えてくるようなお話でした。
そして具体的な指導の方法も大変参考になりました。
グループに分かれて、勤務先の退院指導についての情報交換会も
行われました。
④10月22日(土) 母と子の整体的診方
13時~16時 梅田直子助産師(トコ助産院)
‘整体的な視点‘というのは、助産師の資格を取った後にしか
じっくり学ぶ機会はありません。皆さん興味深々でご参加されたようです。
ちょうど受講者様の中に赤ちゃん連れの方、妊婦さんがいらっしゃったので
モデルになっていただきました。
骨盤サポートのベルトの代用として、さらしが利用できるとのことで、
実習を行いました。
また、骨盤ベルト、さらしを巻けば終わりではなく、
動かすことも同じだけ大切であるということで、様々な運動を教わりました。
妊娠、産後、そして赤ちゃんの抱っこの仕方、盛り沢山な3時間となりました。
勤務助産師セミナーは、まだまだ1月まで続きます!
ただ今、11月以降の講座申し込みを受け付け中です。
11/26(土)10:00~12:00「助産師の可能性;開業のために」 カーティー倫子
11/26(土)13:00~16:00「乳房トラブル時のケア」 長尾早枝子
12/17(土)10:00~12:00「助産師による性教育」 渡邉安衣子
12/17(土)13:00~16:00「困難事例への対応~乳房編」 越山茂代
1/28(土)10:00~12:00「助産院へ行ってみよう!」 堀口君子
いずれも京都アスニー第7研修室(5F)
受講料
午前(2H) 会員2,500円 非会員5,000円
午後(3H) 会員4,000円 非会員8,000円
一日受講 会員6,000円 非会員10,000円
パンフレットDL
http://tukinowa-mw.sweet.coocan.jp/Temp3/img/file2.pdf
申込フォーム
https://ws.formzu.net/fgen/S43536277/
広いお部屋を借りております。
お申込み、お待ちしております!
勤務助産師セミナースタッフ 渡邉安衣子(中支部)