8月6日(土)勤務助産師セミナーが京都府助産師会で行われました。
病院、クリニックで働く助産師、保健センターや地域で働いている助産師、これからヨガを始めようとしている助産師、現在、ヨガ教室を運営されてる助産師、ヨガビギナー助産師など参加者様の経験年数は様々でした。
講師は長年マタニティ・産後ヨガをされてこられた片又助産師です。
長年の知識と経験から今日は私達にお話しと実技をしてくださりました。
マタニティ・産後ヨガが目指すものは、体が硬いからヨガに向かないという事ではなく、自分の体に気づき、いかに気持ち良く感じるかということだそうです。
ただポーズをとったからといいわけではない。ヨガの奥深さを学びました。
そして安産に導くための骨盤の動きを感じてもらう事や、腰痛に効くアーサナ、産後骨盤を閉めるアーサナ等も教えて下さいました。
呼吸は筋肉の緊張と弛緩のたびにゆっくり行い、吸って、吐いてと片又助産師の心を穏やかにさせてくれる声の調和で導かれます。
体操の後は、リラックスに入ります。自分の一番力が抜けるシムス位をとり頭の中は無の状態にします。マタニティの時に訓練をしておくと、お産の時陣痛の合間にとても役に立つとお話しされていました。
自分の内に心を向けるということは、健康な生活をおくるためにはとても大切なこと。現代の人間社会は膨大な情報処理を日々行っており、動が強く静が弱いです。
この静を大切にすることが、何よりも心のサプリメントだと思います。
午前中のヨガで心と体もすっきりした後は、ランチをとりながら交流会を行いました。
参加者様からはマタニティヨガを実施する前に何を気をつけたらいいか、観察ポイントについて、ヨガ運営のノウハウ、産後の親子ヨガについてもお話しを聞けました。
お互いの意見などを共有し、お腹一杯のセミナーになりました。
次回の勤務助産師セミナーは、
9月24日(土)午前:マザークラス、岡本美由紀助産師 午後:乳房トラブルを予防するための指導、藤垣真貴子助産師
場所はアスニーです。
お申込みは当会HPの申し込みフォームにて受付中です。
スタッフ一同、お待ちしております。
(矢杉真美・渡邉安衣子)