3月26日お茶教室開催いたしました。
3月末に桜の華は満開です。今年は急に暖かくなり例年の10日も早く咲き、早や満開です。 春爛漫~~
皆さまお花見はいかがでしょうか? 日本人は古来から花を愛で楽しみました。 古来は梅の花でしたが・・・今は桜・桜ですね。
京都御苑の枝垂れ桜 近衛邸跡
猶有斎宗匠は利休居士の命日にあたる2月28日、不審菴15代家元 千 宗左を襲名されました。
而妙斎宗匠は千 宗旦となられました。初代、千 利休。 二代、千 少庵。 三代、千 宗旦です。宗旦の男子が三千家を成立し、利休の茶道を継承。
三代、千 宗旦は隠居し家督を江しんに譲られました。 江しんは表千家4代となられました。表千家家元は隠居されると千 宗旦となられます。
利休の墓石に猶有斎宗匠襲名の報告 聚光院 不審菴の墓石
大徳寺 大慈院
利休様に供茶。 お道具も合わせて~~
3月27日、家元にて利休忌が行われました。祖堂で法要され、お経を聴き静寂な時が流れました。
この日だけは祖堂の利休像と利休の辞世の句がかかりお参りしました。
利休忌には残月亭にて 「廻り花」 主客交互に花をいける。茶花のいけ方の練習。 また宗匠のご指導で 「茶カブキ」 濃茶です。三種五服のお茶をのみ、茶銘をあてる。 茶カブキは家元が執事をされます。 表千家7代 如心斎宗匠が制定されました。
「平常心是道」 (へいじょうしんこれみち)
狸谷山不動院 長老 松田亮如様の書 花 貝母(ばいも) 花は釣鐘形で下向きに咲き淡黄緑色で渋い。ピンクのクリスマスローズ
とても良い取り合わせ。 Y様宅よりご持参くださり、活けて下さっています。
お菓子 銘 「爛漫」 遊月製。 今の時期にピッタリの 春らんまんの菓子です。 美味しい~
利休様にお供えする。お茶とうをしました。 天目台に天目茶碗を使用します。 お茶碗にお湯を入れて、後にお茶を入れるのみです。
お供えして後にお相伴します。
濃茶のお点前
ご三器の拝見 茶入れ、茶杓、仕服の順に拝見します。 茶入れのおなり、銘などを尋ねます。
道具は触れてみての感覚はとても大切です。 道具の用途を知るとお稽古も楽しくなります。
お稽古は数回です。お運びでのお点前でした。基本に忠実にゆっくりとされていてとても、いいなあ~~と思いました。
お茶はこころ静かに、ゆったりと 「動と静」 を考えてお点前すると作法が綺麗になります。 前進しましょう。
ほんの一時ですが、ゆったりした時間を楽しみました。 皆さまありがとうございました。
いつもブログをご覧くださりありがとうございます。
4月はお休みいたします。 次回は5月7日です。 皆さまご参加くださいませ。
お茶教室担当 文責 伊藤正子