5月29日 お茶教室を開催いたしました。
まだ5月なのに真夏日で、温暖化となり先が心配です。
春はお茶の行事が多いです。家元や家元の代理の方が神社仏閣にて献茶式を行います。
まずお炭をされて、濃茶・薄茶をお供えされます。 とても厳粛で無心な気持ちになります。
茶会の様子を見てください。 茶室での写真はNO
東山 泉涌寺の献茶式の会記 大徳寺 玉林院の会記
5月6日 京都市上京区が主催する上京茶会、大徳寺瑞峯院で行われ、表千家が懸釜を担当。 茶室。 よ慶庵 (表千家八代目、宗匠好みの写しの
席)で本席。 方丈で副席の2席でした。
副席のお手伝いをさせていただきました。 蓬莱山式庭園 「独坐庭」 枯れ山水を眺めて、皆さま釜、茶碗などの茶器を鑑賞されました。、
連休中でしたが大勢の方が来て下さり、穏やかなひとときをお過ごしでした。
瑞峯院は公開しています。 茶室の裏側に「平成待庵」があります。(未公開)利休居士が唯一残した二畳の席。 復元して建立されたのを寄贈された。
とてもシンプルで、わびを感じました。
東京国立博物館 平成館にて茶の湯展 鑑賞しました。ので紹介します。
国宝 志野茶碗 桃山時代 銘 「卯花墻」 青磁下蕪花入 中国
日本の美、茶の名品 37年ぶり、奇跡の 大「茶の湯」展 素晴らしかった。
国宝 「曜変天目」これを見たかったが(前期のみ) 国宝 「油滴天目」 中国・建釜。 重要文化財、2椀。井戸茶碗(朝鮮時代) 青磁輪花 中国
日本文化の象徴である「茶の湯」 室町時代から近代までの名品ばかり、千利休の所持もたくさんありました。 一部です
瑞峯院の茶室 安勝軒
瑞峯院の住職 昌道師の書です。 画もとてもお上手です 竹露滴 花 露草(紫) 黄梅(黄色)りょうぶ(白)
いつもMさんがご自宅より持参くださり、また活けて下さっています。
お菓子の銘は 「おとし文」 白小豆こし餡です。ゆう月製
「おとし文」 緑の葉っぱで、中の餡はピンクで、見た目も、お味も最高
写真ではよい色合いが出ていません。 残念。 和菓子のお味は繊細です。 美味しい 美味しい~
今回は薄茶・濃茶のお点前をしました。 お茶は季節で決まりごとがあります。 立夏から炉から風炉にかわります。
席入りの練習をしました。 扇子を使い入り方、掛物の見方、道具の拝見をしました。
風炉にてお運びにてお点前をしました。
薄茶の点前 風炉のお点前は半年ぶりです。 皆さまお上手。 月1回ですから~ 忘れそうですが、よく覚えていて~上手にされます。
濃茶の点前 濃茶は位が高いので仕服の中に茶入をいれます。必ず飾ります。仕服から茶入れを出す。四方さばきがありお点前が複雑です
お茶の香りよく濃さも丁度よい。美味しい濃茶でした ご三器の拝見、形や作、ご銘など訪ねる
皆さまお点前や所作もご自分の物にされています。 茶室の空間のいろいろを考えることが大切です。
ブログをご覧くださりありがとうございます。
次回は6月26日(月)13時~です。 皆さま美味しいお菓子とお茶を楽しみましょう。 ご参加くださいませ。
お茶教室担当 文責 伊藤正子