京都みどわいふ

京都府助産師会オフィシャルblog

お茶教室 5月

2017年05月31日 | 助産師会個人事業

 5月29日 お茶教室を開催いたしました。

まだ5月なのに真夏日で、温暖化となり先が心配です。

春はお茶の行事が多いです。家元や家元の代理の方が神社仏閣にて献茶式を行います。 

まずお炭をされて、濃茶・薄茶をお供えされます。 とても厳粛で無心な気持ちになります。

 

茶会の様子を見てください。 茶室での写真はNO

          東山 泉涌寺の献茶式の会記             大徳寺 玉林院の会記                                                                        

       

 

 5月6日 京都市上京区が主催する上京茶会、大徳寺瑞峯院で行われ、表千家が懸釜を担当。 茶室。 よ慶庵 (表千家八代目、宗匠好みの写しの 

 席)で本席。 方丈で副席の2席でした。

 副席のお手伝いをさせていただきました。  蓬莱山式庭園 「独坐庭」 枯れ山水を眺めて、皆さま釜、茶碗などの茶器を鑑賞されました。、

 連休中でしたが大勢の方が来て下さり、穏やかなひとときをお過ごしでした。

 瑞峯院は公開しています。 茶室の裏側に「平成待庵」があります。(未公開)利休居士が唯一残した二畳の席。 復元して建立されたのを寄贈された。

とてもシンプルで、わびを感じました。

             

 

  東京国立博物館 平成館にて茶の湯展  鑑賞しました。ので紹介します。 

                

 国宝 志野茶碗 桃山時代 銘 「卯花墻」  青磁下蕪花入 中国

 

  日本の美、茶の名品  37年ぶり、奇跡の 大「茶の湯」展 素晴らしかった。

 国宝 「曜変天目」これを見たかったが(前期のみ)  国宝 「油滴天目」 中国・建釜。    重要文化財、2椀。井戸茶碗(朝鮮時代) 青磁輪花 中国

              

 日本文化の象徴である「茶の湯」 室町時代から近代までの名品ばかり、千利休の所持もたくさんありました。  一部です

 

 瑞峯院の茶室 安勝軒 

 瑞峯院の住職 昌道師の書です。 画もとてもお上手です     竹露滴            花   露草(紫) 黄梅(黄色)りょうぶ(白)

                                                いつもMさんがご自宅より持参くださり、また活けて下さっています。

       

         お菓子の銘は 「おとし文」 白小豆こし餡です。ゆう月製

                                                         「おとし文」 緑の葉っぱで、中の餡はピンクで、見た目も、お味も最高

  写真ではよい色合いが出ていません。 残念。                          和菓子のお味は繊細です。 美味しい 美味しい

 今回は薄茶・濃茶のお点前をしました。  お茶は季節で決まりごとがあります。  立夏から炉から風炉にかわります。

 席入りの練習をしました。 扇子を使い入り方、掛物の見方、道具の拝見をしました。

 風炉にてお運びにてお点前をしました。

 薄茶の点前     風炉のお点前は半年ぶりです。  皆さまお上手。 月1回ですから~ 忘れそうですが、よく覚えていて~上手にされます。

 濃茶の点前    濃茶は位が高いので仕服の中に茶入をいれます。必ず飾ります。仕服から茶入れを出す。四方さばきがありお点前が複雑です 

                           お茶の香りよく濃さも丁度よい。美味しい濃茶でした   ご三器の拝見、形や作、ご銘など訪ねる

                          皆さまお点前や所作もご自分の物にされています。 茶室の空間のいろいろを考えることが大切です。

 

   ブログをご覧くださりありがとうございます。

   次回は6月26日(月)13時~です。 皆さま美味しいお菓子とお茶を楽しみましょう。 ご参加くださいませ。

            お茶教室担当  文責 伊藤正子


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パパスイッチオン!妊夫講座

2017年05月17日 | 報告

5月14日に開催されました、パパスイッチオン!妊夫講座のご報告です。

 

爽やかなお天気の中、参加者の皆さんはパパ・ママのペア6組とパパ1人で、

なかには大阪からお越しくださった方もいらっしゃいました。

スタッフ4名を加え、17人でアットホームな雰囲気で開催されました。

 

まずはアイスブレイク!

この講座ではおなじみの皆さんの予定日あてクイズです。

今回は3組が偶然同じ予定日だったのでとても難しかったのですが...、

なんと大正解!!皆さんのコミュニケーション力の高さが伺えました。

 

(写真は全て参加者の許可を得て掲載しています)

 

次にパパへのお話です。

カップルふたりの赤ちゃんですが、ママのからだで妊娠・出産が起こるので、パパはちょっと出遅れぎみ…!?

 

パパはからだで変化を感じられないぶん、妊娠に伴うママのからだのしんどさや、気持ちが解りにくいかもしれません。

赤ちゃんが生まれると、赤ちゃんのお世話に大忙し!ますますふたりのチームワークが求められます。

どんな風にお互いをわかり合うか、ロールプレイを通じて考えてもらいました。

 

次に、ママのパパの協力を得てお腹のなかにいる赤ちゃんの位置を人形でイメージしてもらい、

赤ちゃんがどのようにして産まれてくるのかをご覧いただきました。

ママのからだのダイナミックな変化や赤ちゃんが狭い産道をからだの向きを変えたり、

頭蓋骨を重ねたりして工夫して通ってくることに皆さんびっくりされていました。

誰にも教えられていないのにこんなに複雑なことができるなんて、ママと赤ちゃんはすごいですね。

 

 

そしてお産劇。

スタッフが産婦さん、パパ、助産師に扮して実際のお産がどのような感じなのか、劇を通して見ていただきました。

パパはママの腰をさすったり、お茶を渡したり、汗を拭いたり…。

パパができることはたくさんあることがご理解いただけたようでした。

 

赤ちゃんがしんどい場合は、ママと赤ちゃんの安全のために帝王切開になることもあります。その場合の流れもお伝えしました。

 

 

劇の後には妊娠中もお産のときにも使える、腰痛や陣痛を和らげるマッサージを練習しました。

 

 

少し休憩を挟んで、いよいよ沐浴です。 

まずは助産師のデモンストレーション。沐浴するときのちょっとしたコツまで丁寧にお伝えしました。

 

 

次にパパに赤ちゃん人形をお風呂に入れていただきました。

本物の赤ちゃんと同じように、大事に丁寧に洗ってくださいました。

皆さん初めてとは思えないくらいとってもお上手!!

安心してパパに沐浴をお任せできそうです。

 

 

沐浴の順番を待っている間や終わった後は、妊婦体験や赤ちゃん人形の抱っこや着替えの体験、

いろいろな種類の抱っこ紐を見ていただきました。

妊婦体験では、あまりの重さにパパはびっくり!

お腹がつかえて靴下が履きづらかったり、お腹で足元が見えない状況での階段の昇り降りなど、

ママのからだと気持ちを感じてくださったようでした。

 

 

 

盛りだくさんの内容で、あっという間に閉会のお時間となりました。

 

参加者の感想を一部ご紹介します。

  •  他のパパさん、ママさんと楽しみながら学べる雰囲気がとても良かったと思います。
  • 妊夫の心構えを教えていただき、気持ちを引き締められました。妊娠出産はできないけどしっかりサポートし育児に関しては一緒にやっていかないといけないと感じました。
  • 妊婦体験で妊婦側の気持ちで理解してもらう機会になったので、何かを頼む時頼みやすくなりました。
  • お産劇は迫力があって見入ってしまいました。夫も出来ることがあるとわかりぜひ立会い出産しようと思いました。
  • 夫が汗かきながらやっているのを見て、少しでも大変さを分かってくれたように思ったので来てよかったと思いました。
  • 沐浴のやり方や赤ちゃんの抱き方はやってみて注意点がよくわかって良かったです。
  •  抱っこ紐の体験が予想外に為になりました。店頭に行っても人形がないのでイメージがつかなかったのですが、これにしたいとか、これは良さそうと考える機会になりました。

 

皆様が無事にご出産されますように。

今度はお子さんを連れて、パパプロ講座やヨガ、ベビーマッサージにいらしてくださいね。

 

助産師会は様々な事業で皆様をサポート致します。

何でもお気軽にご相談ください。

 

中支部 竹下


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気楽な妊婦教室5月、終了しました

2017年05月10日 | 助産師会個人事業

4月から始まった、「気楽な妊婦教室」2回目が終了しました。

本日は、3人の妊婦さんと、ご主人様おひとりのご参加でした。

それぞれの妊婦さんたちは、それぞれの楽しみを持ちながら妊娠生活を過ごし、出産の時を待っておられました。

美しいお姿と、幸せオーラに「私も妊婦になりたぁい♪」と、思わずぽろっと・・・(^^;

 

黒一点のご主人さま。

「立ち合いってどんなものか・・・」とのご質問に、先輩妊婦さんたちのアドバイスが染み入りました。

●お産の時にご主人がいてくれること、ただそこにいてくれることが、どんな麻酔薬よりも痛みを和らげてくれると実感したから、大丈夫ですよ。

●お産の時も大切かもしれないけれど、産後の奥様を大切にしてほしい。自分ではどうしようもなく揺れる気持ちになる奥さん。ずっと怒っているように見えたり、機嫌が悪いように感じさせることもしばしば・・・でも本当にどうしようにもコントロールができない産後であることを、ただ受け止めてほしい。みんなが赤ちゃんに気持ちが向く中、せめて夫はパートナーに意識を向け続けてくれたら大丈夫。

 

その通り、その通り・・・

 

先輩妊婦さんも、本当はこの発言をご自分のパートナーさんに一番伝えたいんだろうなぁと思いました。

助産婦として、”伝書鳩”にもなろうと思った講座でした。

 

来月は6月13日㈫13時~です。どんな気楽な(心がふわっと楽になる)時間となるか、私も楽しみです。

(文責 海(まある)助産院 宮川友美)

 

 

 

 

 


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