6月27日お茶教室を開催しました。
今年は早くから夏日となりました。 気候の変化が変わってきましたね。 やっと梅雨入りになりました。
じめじめした蒸し暑い日が続きます。 気分転換をはかりましょう。
初夏の花 建仁寺の塔頭 両足院の半夏生(はんげしょう) ねむの花
大徳寺の茶会 待合掛物と会記
表千家の茶会 月釜ではご立派なお道具を拝見でき、お菓子(主菓子と干菓子)抹茶もとても美味しいです。
茶室内の写真はNGです。 知り合いのみお願いすればOKですが、それ以外は×です。
会館のお茶
「竹露滴」 大徳寺 瑞峯院 昌道師 花入 籠 花=半夏生 下野草( しもつけそう)
道具組 水指 (利休好み釣瓶) 建水 高取焼 (棒の先)
建水は茶碗をすすいだ湯を捨てる容器。 金属・陶磁・木竹工品があります。 形状は餌畚(えふご)いつも使っている唐銅。
大脇差・棒の先・差替・鑓の鞘・鉄盥(かなだり)・瓢箪の七種あります。 写真のは棒の先。 餌畚(えふご)が一般的で最も多いです。
大徳寺の6月茶会で大脇差を使用された。 点前の後ろで使用されるのであまり見えないですが、色々と取り合わせ工夫されていますので、
拝見するのも楽しみです。 金平糖 緑壽庵清水 (茶道専用の金平糖) 露一味
主菓子 銘 「星祭り」 修学院 遊月製
主菓子を頂いて~ 濃茶です。
お茶の稽古を楽しんでとても、お上手にされています。 焦らずに、一つ一つ、自分の物にしていきましょう。
抹茶 源氏物語千年記記念 新茶抹茶 銘 「浮舟」 柳桜園詰 香りよく、まろやかで美味しい、美味しい濃茶でした。
濃茶を美味しく点てるには、お湯の温度と量、そして、こころして練りあげることです。
薄茶の頂き方
正客の場合はお茶碗を取りにでます。お茶碗は次客の間、縁内に置き「お先に 頂戴いたします」 茶碗を右、左、右で自分の膝前に置き、
亭主に 「お点前、頂戴します」 と挨拶。 茶碗を右手でとり、左手で受けて、両手でおしいただき、手前に二度回してのみます。お茶ののみ口を指先で
ぬぐい、指先を懐紙で拭く。 茶碗を向こう二度回し元にもどす。
茶碗の拝見 膝前に置き 両手をついて、茶碗の形を右、左見て、次に手に取って、茶碗の内側や高台などをみる。 右手で膝前に置き、右、左と見る
茶碗を返す 茶碗を持ち亭主の方に、茶碗を向こうに二度に回して、正面を亭主の向けて、茶碗の右手前を持ってかえす。
お茶教室開始し五年続けて~ご熱心にされています。 ご立派です。
茶道の稽古は最初は基本通り薄茶の手順を覚える。 何度も、何度も繰り返して行うと、無駄なく綺麗にできるようになります。
そして徐々に工夫が加わる。 茶室内の設えにも興味がでてきます。 掛物・花入・花や道具などにも目に映ります。
清々しい気持ちにもなります。 美味しいお菓子と抹茶を楽しみましょう。
いつもグロブをご覧下さりありがとうございます。
次回のお茶教室は7月25日13時~です。 皆さまご参加ください。
お茶教室担当 文責 伊藤正子