京都みどわいふ

京都府助産師会オフィシャルblog

いのちのふれ愛講座 男の子も女の子もうれしい二次性徴のお話 開催いたしました

2015年10月25日 | 助産師会支援事業

秋晴れが続いており、木々たちはうっすら色づき始めています。

京都府助産師会館にて、性教育チームによるいのちのふれ愛講座男の子・女の子も嬉しい二次性徴のお話をさせていただきました。

 

まずは緊張している子どもたちに3㎏のお人形の赤ちゃんを抱っこしてもらいました。

赤ちゃんを抱っこすると、シーンとしていた会場が和やかな雰囲気に。

※写真は了承を得て掲載しております。無断転用はご遠慮くださいませ。

 

「みんな生まれた時、これくらいだったんだよ」

「可愛いね~」

にこやかに微笑む子どもたちでした。

 

「みんな、どの赤ちゃんが男の子で、女の子か分かった?

おむつをしてると、分からないよね?

でもね、大人のスイッチが入ると、男の子のからだ、女の子のからだ、少しずつ変化していくんだよ」

 

どんな風に変わっていくか、みんな、考えてくれました。

 

 

では実際に、大人のスイッチが入るってどういうこと?二次性徴ってどんな仕組み?

まずは

女の子の、初潮、月経について深くお話しました。

女の子の初潮や月経が起こるのは健康の証でとっても大切なこと。

月経の時の過ごし方や、卵子が赤ちゃんの時にみんなの体にあることを話すと、もうあるんだーと驚きの表情。

神秘的だと感じているようでした。

 

 

 

 

そして、置き去りにされがちな男の子の性器のことや生理のお話

 

本講座には、男の子もたくさん参加してくれました。

ペニスの役割をしっかり知っているお友達もいました。

 

男の子の精通って何だろう。

勃起のしくみは?

自分の体を触ると気持ちいい。

セルフプレジャーもその一つです。

 

 

 

男の子も女の子もこんなに素晴らしい体、自分の体もお友達の体も大切にしようねとお話させていただきました。

 

最後に学びを深めるために、グループワークも行いました。

 

 

ご参加いただいた保護者の皆様からのアンケートを一部ご紹介いたします。

 

・ 自分の事だと分かってないので、継続して話をしていきたいと思います。

・学校の授業では命の大切さがメインだったり、女子の月経のほうが詳しかったりするので、男の子の事が詳しく分かりやすかったです。

・女の子の服に経血がついていてもからかったりしないで、というところ、男の子の親として勉強になりました。

・ 今日のお話の続きもあればまた参加したいです。改めて話を聞いてよくわかり勉強になりました。雰囲気もとても良かったです。

・ 布で作られた教材が優しい雰囲気でわかりやすくて良かった。小学校でもやって欲しいです。皆に聞いて欲しいです。

・子供達はしっかり考えているんだなと思った。正しい事を伝えるのは必要な事だと思った。

・子供達にとってすごく学びの場になった事がグループワークで分かりました。

 

子どもたは最後まで真剣にお話を聞いて、講座に参加してくれました。

保護者の方々も、性のお話を子どもにどう伝えればいいのか、悩まれることもあるかと思います。

そんな皆様に私達は全力で支援させていただければと思います。

 

次回のいのちのふれ愛講座は11月21日(土)保護者向け講座を開催予定です。

性について一緒に考えてみませんか。

助産師一同皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

性教育事業担当 矢杉真美

 

    


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 お茶教室 10月

2015年10月19日 | 助産師会個人事業

   10月19日午後~お茶教室を開催したしました。    ご覧ください。

  10月半ばで、季節の移ろいに情趣を感じます。 

  日本人特有の感性に深く根ざしています。 自然の美しさをいうのに、山紫水明 と言われます。

  特に京都は山紫水明の都であり、自然がばいっぱいで四季それぞれ楽しめます。

 

             

    この書は 江月照松風吹 (こうげつてらし しょうふうふく)  大徳寺 黄梅院 小林太玄師の真筆です。

   『 証道歌 』 は禅の古典で歌の形式を借りて説いたものです。

   「江月」 は静かな川面に浮かぶ月です。川岸にそびえる山には

  さわさわと風が吹きわたって、松の梢が音を立てている。  有馬頼底訳

  自然の声を聴きながら、このような美しい情景をときどき心に描きたいです。

 

  10月のお茶教室の主菓子は秋の味覚 栗きんとん です。 丹波産の新くりです。 この時期しか食べられません。

  お茶は季節感を大切に設えます。 お菓子も季節の物を第一に考えます。 栗きんとん 紫野 源水製

   栗の香りよく、丹波くりは栗本来の味でとても美味しかったです。 全部栗、くり、くり~  

   今回はお点前と割りげいこをしました。

 

     お菓子のいただき方、お茶のいただき方をしました。

   ①服紗の扱い  ②服紗さばき  ③薄茶器のふき方(なつめ)  ④茶杓のふき方  ⑤茶巾のたたみ方や扱い

   短時間でしたが、皆さまとてもご熱心にされていました。 お稽古って何度もすると自分の物になってきます。

   一度より二度目、何度もすると、徐々に自分の方に近づいてきます。

 

                                                      

     西田さんのお点前でお茶をいただきました。  茶銘は 珠の白 柳桜園詰 

     美味しい栗きんとんとお抹茶で、ほっと一息 

   

     皆さまお忙しい中ご参加ありがとうございました。

     次回は11月20日 (金) 13時~です。  ご参加お待ちしております。 

                           伊藤正子

 


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公開水曜ミニ講座 ~離乳食~

2015年10月15日 | 助産師会支援事業

京都府助産師会です。

すっかり秋も深まってまいりました。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

京都府助産師会館では、たくさんの赤ちゃんとママに気軽に遊びに来ていただけるよう、

毎週水曜は無料体重身長測定を開催しております。

 

さらに、今年度5回ある、ハッピーマンデーの週の水曜日は

「公開水曜ミニ講座」と題して、子育て中の方にぜひきいていただきたいテーマを設け、講座を開催しております。

先日、10月14日は、

京都府栄養士会の管理栄養士さんにお越しいただき、

「離乳食」についてお話いただきました。

 

 

まだ離乳食開始は少し先の月齢から間もなく離乳食開始の頃、まさに離乳食真っ最中の月齢の赤ちゃんまで、

20組以上の親子さまにお越しいただきました。

中にはパパやおばあちゃんの姿も!

 

 (許可を得て撮影・掲載しております)

 

 

離乳食がテーマでしたが、まずは大人の食生活について丁寧にお話しいただきました。

アンケートにも

「子どもの食事だけでなく、大人の食事についての話もあったのがよかった。」

「自分の食生活を見直す機会にもなった。」

などのご感想をいただきました。

 

離乳食についても詳しくお話していただき、

どの月齢のお子さまのご家族にも聞いていただきたい内容でした。

 

管理栄養士さんには、かっぱえびせんやきゅうりをご用意いただき、

赤ちゃんの食べる感覚を体感していただきました。

 

えびせんは、お口に縦に入れる?横に入れる?

前歯しかなかったらどうやって食べる?

手づかみできない・・・どうやって食べよう・・・

 

きゅうりは、皮あり、なしでかむ回数はどう?

皮だけ食べてみるのはどんな感じ?

 

など、実際に食べて感じていただきました!

 

離乳食に関する疑問や悩みはやはり多いようで、

質疑応答ではたくさんの質問をいただき、また、講座終了後も個別のご相談をたくさんいただきました!

 

もちろん、ミニ講座終了後の体重、身長測定も開催!

たくさんの親子さまにおこしいただき、ありがとうございました。

 

次回のミニ講座は11月25日

テーマは「歯の健康」です。

参加費500円の大変お得な講座です。

すでにお申込みもいただいております。

ご参加ご希望の方は京都府助産師会までお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

中支部 奥村恵子

 

 


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