先週に続き台風の接近が心配されましたが、無事に4日目の講座が開催されました
本日1講目(講座12)は「育児支援ヘルパーの視点から~お母さんの安心を明日につなげるために~」社会福祉法人京都福祉サービス協会のスタッフさまから
御講義をいただきました。京都市からの委託で、2010年より「育児支援ヘルパー派遣事業」を実施されている団体様です。
派遣の仕組み、業務の内容(家事援助と育児援助)、ヘルパーに求められる専門性、実際の現場でのエピソードなど、この4日間で学んできたことが
具体的にどのように現場で行かされるのか、みなさん身を乗り出して聞いておられました。
続く講座13は「児童館、子育て広場など、地域でつながる楽しさを学ぶ」京都市修徳児童館館長、木戸玲子先生です
どのような形で一歩外へ踏み出せるか~はじめて、ひとりで児童館に入るのにはママにとってとても勇気がいること。
児童館が行っている様々な活動をお話しいただきながら、支援者として、ママ、パパ、赤ちゃんの立場になって考えることを学びました。
「子供たちの24時間を支える」やさしくされる場、受け止められる場でありたい、先生の熱い思いに、眼がしらが熱くなる参加者のみなさんも多かったのでは
ないでしょうか。
いよいよ最後の講座14は、「今と昔の妊娠・出産・子育て事情の違いを知る」~今どきの子育て世代の心強い支援者になるために~パート2です
沐浴のデモンストレーションと、希望者の実習、抱っこと授乳体験、妊婦体験ジャケットを着用しての妊婦体験、いろいろな抱っこひもの使用、など
グループに分かれて、順次体験していただきました。
やさしく丁寧に洗います。腕、腰を痛めないように。
「かわいいけど、毎回だと肩が凝るかな」
「結構重いですね」
次にスタッフが、産後ママと訪問支援員役となり、前で訪問例を演じました。役になりきってました!
次に、支援員、お母さん、オブザーバとなって実際にロールプレイしてみます。横で聞いてみるのも勉強になります。
最後に、4日間を受講された参加者の皆様に、終了証が、授与されました(時間の関係で手渡しは代表の方だけでしたが)とっても晴れやかですね。
受講者様のアンケートより
・支援の内容を具体的に知ることができて良かった。
・児童館の先生のお話がとても感動した。
・お母さんは答えを求めているわけではなく、受容してほしいのだと思った。
・ロールプレイをしてみてコミュニケーションのむつかしさがわかった。
4日間をとおしての感想としては
・たくさんの分野を学べて、視野が広がった。
・NPOで始める事業にとても良く当てはまるので、一緒に活動する人たちにもぜひ受けてほしい内容等々
今後、ケア専門員との共通研修もあります。
京都府助産師会は、今回の事業を受講してくださった皆様の、これからの母子の支援者として活動を、今後も応援していきます。
ともに支援者として、活動できることを願っています。
4日間お疲れ様でした。そしてありがとうございました
(文責 ふじわら)