11月3日(祝水)産前産後訪問支援員養成講座4日目㏌京都テルサ開催
感染予防対策を万全にして 最終日を対面で開催することができました。 受講者 28名
(講師、参加者ともに写真掲載の許可をいただいた方の画像を掲載しています)
講座13 「育児支援ヘルパーの視点から~お母さんの安心を明日につなげるために~」
講師は、社会福祉法人京都福祉サービス協会居宅本部事業部担当副本部長 村尾直樹様
と育児支援相談員さんの池口恵理子さんのお二人の講座でした。育児支援ヘルパーさんの仕事内容から気を付けること、対人援助の原則、マナー、健康観論でお話いただきました。
講座14 「子供の発育・発達・育てにくさへの対応などを学ぶ」~赤ちゃんの視点から子育てを考える~
講師は くわはらこどもクリニック院長 桑原勲様
経皮感作から起きる食物アレルギーについて空気中のたんぱく質のお話や、子どもの新型コロナウイルス感染についてのお話、日本の江戸時代から現在までの育児観の変遷を講義いただきました。お産の環境と虐待との関連や愛着形成の過程を赤ちゃん目線で考えるなど産前産後でかかわる支援者にとって興味深い内容でした。
講座15 「今と昔の妊娠・出産・子育て事情の違いを知る」
~今どきの子育て世代の心強い支援者になるために~パート2
講師は 京都府助産師会副会長の藤垣真貴子と総勢8名のスタッフ
沐浴のデモンストレーション、対象者の気持ちを受け止める練習、対象者の良いところを見つけるワークや共感するロールプレイングなどコニュニケーションスキル満載の講座でした。
京都府健康福祉部こども・青少年総合対策室 桑本美智代様からアンケートの質問への回答がありました。
本日で4日間の全プログラム終了です。受講者の皆様おめでとうございます。修了証を京都府健康福祉部こども・青少年総合対策室山口健司参事様から代表1名に授与がありました。
アンケートの一部を掲載します。
育児支援ヘルパー支援について、具体的な内容を聞くことが出来たことが良かった。アレルギーについてのお話や、初期の愛着関係の大切さを学べたことも良かった。
実際、沐浴の仕方を体験できて勉強になりました。あと、家庭訪問のロールプレイングで、いかに利用者さんとのコミュニケーションが、大事であるかが勉強になりました。
沐浴勉強で教えて頂いた、ママさんの見本にもなる支援員。という意識は今日までなかった考えで、ハッとしました。
共感しつつ、否定も肯定もしないという所を意識すると難しいなと日々実感します。
4日間素晴らしい講座を有り難うございました。とても勉強になりました。知らなかった事、コミュニケーションスキル、たくさんの事を勉強させて頂いて有り難うございました。1人1人に寄り添った支援、笑顔と安心を届けられる産前産後訪問支援員になりたいと思います。
京都府ならびに当会京都府助産師会に登録してくださった皆様、今後一緒に活動していける日を楽しみにしています
(担当 味谷ゆかり)