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京都府助産師会オフィシャルblog

2022年度第2回定期研修会  立春…春の始まりの日に「助産の本質」を考える

2023年02月15日 | 会館管理

2022年度第2回定期研修会 

 

「私は助産婦(師)さんが好き」 

            三砂ちづる先生からのエール   

                                    立春…春の始まりの日に「助産の本質」を考える

 

2023年2月4日(土)、第2回定期研修会がオンラインで開催されました。

講師に三砂ちづる先生をお招きして、「助産の本質」の講演をしていただきました。

           

今回は後日動画視聴も可能でしたので多くの方にお申し込みをいただき、70名弱の方が当日参加してくださり盛況な研修会となりました。

テーマが「助産の本質」とやや難しい内容でしたが、私たち助産師は何をしていくべきかを明確に示していただいた講演だったと思います。

 

参加者からたくさん感想をいただきましたので、一部紹介します。

まず、講演のテーマについてです。

👍科学的根拠とは侵襲的介入をなくすために始まった研究で、助産師のポリシーと通じるところがあることに大変感銘を受けた。

👍今まで科学的根拠に基づいた助産をと思っていたが、それは医療者のためであり、産婦さんや妊婦さんを変える為ではないと改めて気づいた。

👍助産所は「権威的な知識に根ざした保健医療の場であると同時に、非権威的な知恵の伝承、生活を支える場」ということがわかった。

👍助産師は科学と知恵を扱うという矛盾した側面を持つ職業である、と示していただいたことは、助産師活動において何か迷うことがあった時の

  大きな後ろ盾になると思う。

 

三砂先生は、冒頭から「私は助産婦(師)さんが好き」と言ってくださり、私たち助産師にたくさんの💕エール💕を贈ってくださいました。

先生の言葉に力づけられた参加者から以下のような感想がありました。

💕助産師になってよかったな、これからも頑張ろうと思った。

💕学生に「自分に気づくきっかけを提示」できるように、「開かれた心を持てるように」試行錯誤しながら種まきを続ける。

💕何をするにしても「覚悟」がいるということですね。

💕臨床現場での自分の在り方に背中を押してもらった感じ。

💕これからも優しい心と知恵の伝承を大切にしていく。

💕「90歳になった助産師は座っているだけでいい」、という助産の醍醐味に至る幸せのお話。

💕助産師が力を合わせて立ち上がる時期だと改めて元気をもらった。

 

活動の場は様々ですが、

助産師という職業に誇りをもって明日からも活動していきましょう。

 

アンケートでいただいたご意見は今後の研修会の参考にさせていただきます。

ありがとうございました。

 

文責 教育委員 森久美子

 


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