暑中お見舞い申し上げます。
梅雨明けし~猛暑日となりました。 皆さま体調にはお気をつけて下さい。
7月25日お茶教室を開催しました。
7月は祇園祭 日本三大祭のひとつ 平安時代に流行した疫病封じのために行われた祇園 御霊会が起源です。
今年は1150年で特別な行事がありました。
祇園祭は7月1日の吉符入りに始まり、山鉾建て、曳き初め、宵山、山鉾巡行、など色んな行事があり楽しめます。
日本、世界中からの観光客で賑わいます。 山鉾は豪華絢爛の装飾です 「動く美術館」 といわれています。
7月16日には山鉾巡行の無事と茶道の隆昌を祈願して八坂神社・本殿にて表千家・裏千家の交替で献茶式が行われます。
表千家 13代即中斎宗匠が祇園祭の献茶式を八坂神社で、戦前から始められました。
毎年、お茶屋・祇園一力亭で表千家 而妙会(14代而妙斎宗匠)の方々が担当されています。
一力亭のお道具です
主茶碗 楽 吉左衛門(当代) 水指、茶碗 永楽善五郎(当代) 永楽さんのお茶碗で頂きました。 掛物 「歓喜入佳辰」 而妙斎筆
舞妓さんがお運びして下さいます。 豆ふくさんポーズして下さってステキです。
会館でのお茶教室は早や5年目になります。
色紙 「真 如」 高野山 元管長 阿部野竜正師 花= 木槿、矢筈薄、小判草 橋弁慶山の力縄(お守り)
お菓子は 紫野 和久傳のれんこん菓子 西湖(せいこ)です。
和三盆の甘みと、蓮根のもちもちとした口あたり、つるりと、喉ごしよく、また笹の香りよく、とても美味しかった。 よく冷やす、夏には最高です。
稽古ではお点前はよくお出来になられています。
いつも薄茶・濃茶のお点前をしています。 お菓子の頂き方、薄茶・濃茶の飲み方。
お茶碗や道具の拝見の仕方をお稽古しています。
ちょっと一言
お茶に限らすですが、自分の心がけが大切です。
1.装い 洋服だったり着物で きっちりしているか? その姿勢。
2.行い 自分がしていること お茶だったら稽古 仕事。
3.設え 整理整頓 お茶室ではどうか。
4.思い 美意識 美的感覚を鍛える。 この4つを考えてお茶のお稽古をしてみたい。
お湯を入れて茶筅とうし終えてお茶碗を茶巾で拭く 茶器(棗)を持ちお茶を入れる
濃茶点前 茶入れを出、し水指の前に置く。 茶杓を拭いて茶入れの左上に置く。茶筅を出して、茶巾を水指の上に置き、茶碗を少し手前に引く
服紗左膝がしらに置き、柄杓をかまえ、服紗で釜の蓋をあけ、蓋置に置く。 柄杓を持ちかえ、湯を汲み茶碗に入れる。
茶筅とうしをし、茶碗を温め、回して湯を捨てる。茶巾でお茶碗をふき、お茶入れます。
お茶 新茶抹茶 源氏物語千年紀記念 銘 「浮舟」 柳桜園詰 香りもよくまろやかで美味しい濃茶でした。
いつもブログをご覧くださりありがとうございます。
暑い日々ですが、美味しいお菓子と抹茶でこの夏を乗り切りましょう。
次回は8月29日(木) 13時~です。 皆さまのご参加お待ちしております。
お茶教室担当 文責 伊藤正子