京都みどわいふ

京都府助産師会オフィシャルblog

11月ミニ講座 「ほっこりサロン」

2012年11月29日 | 助産師会支援事業

皆様のご希望にお応えして、10月から毎週水曜日午後開催になりました

毎回参加してくださった皆様の相談内容に合わせて、助産師の専門的な情報提供から、参加者それぞれの経験談の情報交換も交えながら、参加者自身が楽しく学び合えるように、心がけています。赤ちゃんたちも安心して遊ばせることができます。

今日は、冷え込みが強い中、2人目の妊婦さん1人、10ヶ月の女の子、1歳2ヶ月の男の子、3歳の女の子連れの親子3組が来てくれました。看護学生2人も実習で加わりました。

主な相談内容は、3つ。出産場所、離乳食、卒乳、でした。

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出産場所を迷っていらっしゃる妊婦さんには、美人4姉妹の娘の出産を経験している女性が、親身になって経験談を話してくれました。これだけ科学と医療が発展しても、出産は命懸けであること、4人目の出産時にパートナーに告げた一言からは、命を授かり産み育む女性の覚悟と強さを改めて感じさせられました。

母と子が安全に安心して出産を迎えるためには、病院、診療所、助産院、自宅に関わるすべての医療者が連携協力していること、そして、産み出す女性自身とそのパートナーが、その命に全責任を持って行動し、医療者と共に全力でいのちの誕生に向き合う大切さを確認し合いました。ご夫婦で、きっと納得の行く答えが見つかることを応援しています

離乳食と卒乳についても、お母さんたちは皆さん、日々一生懸命お子さんのことを考えるがゆえに悩んでいらっしゃるのですね。本当に皆さん素晴らしいお母さんたちです

お互いの経験談も聞きながら、本通りはでなく、お子さんたちの成長に合わせて、1人1人違っていいことが確認できたようです。今度は実際の離乳食を持ってきてもらう予定です。

また皆様に笑顔でお会いできることを楽しみにしています。結果報告待ってます。(担当 越山)


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  助産師さろん 11月・・・

2012年11月01日 | 助産師会個人事業

 11月1日助産師さろんは大先輩 小林静枝先生をお迎えして懇話会を開催いたしました。
小林先生は昨年に続いて来て下さいました。

小林先生のお話より~
1952年助産師になられ、廣﨑先生のもとで研鑽されました。その後小林助産院へ嫁ぎお二人で長くご活躍されました。特に妊婦の生活や食事の取り方などはお産に影響する。貧血が強いと弛緩出血が怖いから、先生自ら妊婦さんにレバーや食事を作り渡されて、貧血が改善した。
個々に合った生活の仕方やよい食品、レバーの調理方法など話されました。

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お産は自然分娩で母子の負担の少ない頭位がいい。骨盤位は妊娠中から分娩時リスクが高いので、体操などで矯正された。
先生の逆子の矯正の技術を聞きつけて、岡山県や他府県からも受診に来られた。
妊産婦さん達の思いは、今も昔も変わらないですね。遠方でもよい先生のもとに助けを求めて~  
                  

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逆子体操は排泄後、空腹時に行う。実際に実演していただきました。
体操後の胎児姿勢や腹帯の巻き方についてご教授下さいました。

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教科書には記載されていない、とても、とても貴重なお話しで、参加者一人一人が先生の豊かな「技・知恵・知識」に感動しました。
先生はご多忙の中、後輩のためにと会館に来て下さいました。
ありがとうございました。

 (さろん担当 伊藤)
 


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