コロナ緊急事態宣言下での研修となり、昨年に引き続きオンラインによる研修となりました。オンラインでの研修も3回目となりました。申し込み総数は125名 当日は90名を超す多くの方に参加していただきました。皆様のご協力をいただき少しづつ、いろいろと改善してまいりました。今回の研修では、7月1日までの限定期間ですが、申し込みの方に動画も配信しています。
今回の研修のテーマは、「産科救急に立ち向かう」と題しまして京都大学産婦人科の最上晴太先生を講師にお招きしてご講演いただきました。
具体的事例を用いて話していただきとても勉強になりました。晩婚化に伴い高齢出産、不妊治療による出産が増加し、ハイリスク妊娠が増加する中、リスク因子を把握しきめ細やかな観察により異常の早期発見や医師との共同ケアが求められるのだと実感いたしました。そして、助産師としては単に知識の伝達のような保健指導ではなく、妊産婦及び家族の持つの力を生かし、より良い出産・育児へと移行できるよう、一人一人の妊産婦に向き合う努力をしていかねばならないのだと思います。施設・地域の助産師が連携し母子を見っ守っていきたいと思います。
(文責 丹後支部教育委員金久)