京都みどわいふ

京都府助産師会オフィシャルblog

お茶教室 2月

2018年02月27日 | 助産師会個人事業

  2月26日お茶教室開催いたしました。

 2月末になり暖かくなってきました。 梅の花も咲き香り、春風は心地よく感じます。

 2月は節分や立春といった季節の歳時があります。 節分祭でいっぱい、いっぱい福をいただきました。

   節分の茶会 待合の会記           須賀神社 懸想文(けそうふみ) 江戸時代の京の風俗行事の一つ。下の絵のような姿で売り歩く

大津絵の鬼。 今年の干支の犬(伏見人形)

                                        箪笥に入れておくと顔、かたちが美しくなり着物が増える。良縁があると。縁結びで有名です。

       

 

  2月28日は利休祥当忌です。 千利休は70歳でお亡くなりになられました。 毎月28日は大徳寺、聚光院にて法要があります。

  28日表千家家元は而妙斎宗匠から猶有斎宗匠へ襲名されました。 おめでたい日でしたので、大徳寺の月釜もお祝いで満ちていました。

 

         大徳寺、聚光院の千利休のお墓                              千利休像 画賛

              

   2月26日 お茶教室

   北州千歳(ほくしゅせんねん) 今年の漢字「北」入れて。 

   清水寺貫主 森 精範様の書             銘 「鈴の緒」 遊月製  神社で鳴らす鈴をイメージして。とても上品な甘さで美味しかった。                                                                      

                                                                              

 花= 白侘助(しろわびすけ) 黄色の万作(まんさく) さんしゅう。  春は黄色の花から咲きだします。  いつもYさん宅の茶花をご持参くださり、活

     けてくださっています。 茶花は室の存在感があり、見ていると癒されますね。 素敵です。

       

 

    濃茶のお点前

              

 

           

   とても、とても美味しい~~ お菓子と濃茶でした。 楽しい語らい    お茶銘 「蓬莱の昔」 一保堂詰

                   

    濃茶のお点前中は主語は慎みます。お茶いただいてから、挨拶やお道具の事を尋ねます。

    ご三器を拝見に出します。 返却時に茶入れ、茶杓、仕服などお尋ねします。 ご銘はご自分で考えてお答えされました。

    炉の濃茶は湯加減が大切です。中じまいなどがあり、ちょっとメンドイですが、とてもお上手に一つ一つ丁寧にお点前されました。

    皆さまお忙しい中、ご参加くださりありがとうございました。

 

    次回は3月26日13時~です。   美味しいお菓子があります。 お茶を飲みに来て下さい。

    

                 お茶教室担当   文責 伊藤正子

   

 


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働く育児ママと家族のためのサポート実践講座

2018年02月03日 | 研修会

節分です(*´∀`*)明日から大寒波到来だそうですが暦は春!梅や桜が待ち遠しいですね♪

今日は京都府助産師会の研修day。午前は潜在助産師再就業促進事業第三回研修会でした。

  

タイトルは「働く育児ママと家族のためのサポート実践講座」。
このテーマは、育休中のママの育児に深く寄り添う助産師にとって非常に身近で向上を目指すスキルなのですが、
同時に女性のライフサイクルを大切にする職能ですから、自分の妊娠出産育児もとことん楽しみたいので( ;´∀`)
一度退職する選択をする人もいます。

 

キャリアモチベーターとして、ママの仕事復帰の支援に尽力されている山田真由子先生。
まずは京都・滋賀での活動実績について一部ご紹介くださいました。
こんなサポーターがそばに居てくれたら、仕事復帰のハードルは随分低くなりそうです。

次に受講生である私たち自身の幸せや自分らしさを確認するワーク。
自分の思考のクセが明瞭になります。
「私の幸せとは?」で8個の空欄にイメージを書き込むのですが、
隣のN先生の幸せは家族や学生が笑顔になることで占められていました。
私は殆どが自分個人の幸せ…おいしいご飯♪とかねこと一緒♪とか( ;´Д`)猛省。

その後、職場復帰までの準備や職場復帰後の「態度」について、具体的にワークや実演を通して学びました。

アンガ―マネジメントの具体的な方法や時間管理ワーク、
仕事をする人間として必要なコミュニケーションなど、
現在復職ジレンマを持たない私たちにも日常的に役立つスキルを盛りだくさんで教えて頂きました。

この講座で感じたことは、女性が一生の間にくるくると自分の大事にするものを変化させながら、
柔軟に必要に応えていくことの素晴らしさです。
おそらく一日の間でも、仕事場での自分の構えとママとして家庭にある自分の構えは全く違っていて、
緩やかにそのアンビバレントを受け入れる力があるからこそ双方の両立をこなしてゆくのでしょう。

子育てすることも、仕事で貢献することも、どちらもママ自身が幸せになるためにそこにある。

ママたちを信頼して、復職のお悩みも聞いてゆきます!真由子先生、有難うございました。

(文責:潜在助産師再就業促進事業担当 中川淑子)


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ママサポートタクシー講習会 in宇治 2日目

2018年02月02日 | 報告

ママサポートタクシー講習会in宇治 二日目の報告です。

昨日の報告の説明に少し補足させていただきます。

2018131日、21日の二日間にわたって、第一交通産業グループ京都地区の運転手さんに向けて、ママサポートタクシー講習会を行いました。

今回は、2年ぶり開催となる桂営業所、樟葉営業所に続き、宇治営業所において、通算1415回目となる研修会です。

制服姿の運転手さんの中には、休日中に研修会に出席してくださった私服姿の方もいらっしゃいました。

まず、研修の前に、肩の力を抜いていただきましょう。両手を挙げて、力を入れたり、抜いたり。いつも、安全運転お疲れ様です。

これまでに、陣痛のある妊婦さんを乗せた経験のある方は56人いらっしゃいました。

まず、妊娠週数の数え方、赤ちゃんの大きさの変化、妊婦健診の回数などのお話です。

「産褥とはいつですか」と熱心に質問してくださる方もいらっしゃいました。 

次に、お産の進み方です。赤ちゃんは、こんな風に回旋して、骨盤の中を通って出てきます。

 

さて、ママサポートタクシーには、もしもに備えて「バスタオル、防水シーツ、ポリ袋、手袋」の4点セットを備え付けています。

防水シーツは、このように体に触れる面は柔らかい肌触りになっています。

陣痛が開始している場合は、破水の有無にかかわらず敷いて座っていただくと安心です。 

 

タクシーの中で、お産になりそうになったら、このように腰から下にバスタオルをかけて使います。 

赤ちゃんが生まれた場合の対応も一緒に学びました。

 

座学の後は、4グループに分かれて、体験実習をしました。

実際に、8キロの重りを身に着ける妊婦体験、陣痛が来ている妊婦さんを乗せた時の声のかけ方の練習や、赤ちゃんの抱き方、赤ちゃんを抱いたお母さんのお手伝いなど。

いろいろな場面を想定してのロールプレイングです。

手荷物の置き場所は、どこがいいかも、話し合いながらやってみました。

陣痛が来ている妊婦さんの時は助手席がベストです。大きい荷物は、本来トランクに乗せますが、お産のために病院に向かう時は緊張のために忘れやすいのと、助手席にあれば、お客様のタオルなど必要な物品を出す協力ができるからです。

最後のグループワークでは、「もっと早く今日のような研修を聞いていればよかった」「すごくためになった」「今後、今日の研修をいかしていきたい」とのご意見をいただきました。

また、「妊婦さん、赤ちゃんを連れたお母さんを乗せることは、大事な命を乗せて運転する緊張感や責任をより強く感じることが怖さにつながることがある」との意見も出ました。

 

最後に、第一交通産業グループ京都地区担当の井上氏からの情報です。

これまでに全国のママサポートタクシー事業を開始されてから陣痛のある妊婦さんを乗せた件数は約2000件、そのうち、京都地区でかかわった妊婦さんは3件だそうです。ママサポートタクシーは、妊婦さんと3歳未満のお子さんのいるお母さんが登録できるので、陣痛時に使うより、定期健診やお子さんの受診のために利用されることの方が多いという事です。これまでに苦情の報告はなく運転して頂いているとのことです。

妊婦さんや赤ちゃん連れのお母さんを無事に目的地に移動できるように日々安全に運転して頂いている運転手さんが、さらに理解を深めるためと、もしもの時のために熱心に研修を受講してくださっていることに感謝いたします。

ありがとうございました。

 

講習会のレポートより

・男性なら感じえないことばかりで勉強になりました。女性、特に妊婦さんの見方が変わりました。目配り、気配り、心配りでしか対応出来ないだろうし、「望んでおられること」を「聞くこと」で対応することを学びました。

・妊婦さんを安心させること、声を掛けてあげる事が何よりも大切だと思った。

・妊婦の大変さ(普段通り体が動かせないもどかしさ)がよく分かった。多くのストレスが発生するだろうことは容易に判断できた。

・お母さんは大変な事だなと実感した。現場では少しでもいいサービスが出来るよう心がけたい。

・女性の体の負担の大きさを実感できました。

・今まで体験しなかった事が今日は出来ました。明日からの営業に生かしたいと思います。

・話を聞くのと、体験するのとは大分違って、かなり難しいと思いました。

・大変有意義な体験ができ、今後の仕事に自信をもって行えます。妊婦さんの気持ちになって行いたいと思います。

・本物のタクシーで実習してはどうか。

・子育て世代にも優しいタクシーとして認知されたい。

・現実的には安全運転を第一に。妊婦さんが心細くならないように安心してもらうことが第一だと感じた。今の世の中子供は国の宝ですので。

                                                 (文責 筒井佳子)

 



 

 


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ママサポートタクシー講習会 in 宇治

2018年02月01日 | 報告

まだまだ寒い日が続いていますね。インフルエンザや風邪などが流行っています。母子とその家族が元気に過ごせると良いですね。

皆さん、ママサポートタクシーはご存知でしょうか?

昔はそんな便利なタクシーなかったです。とかそんなのがあるのですね!とか家庭訪問に行ってた時にママやパパからよく聞きました。

陣痛タクシーは徐々に広まりつつあるのですが、ママタクシーはあまり知られていません。

ママサポートタクシーは妊娠・出産・産後(育児期)の母子とその家族を支援しますよというタクシーです。第一交通のドライバーさんは、研修を受け、終了証明書を持って、日々の業務に携われます。

http://www.daiichi-koutsu.co.jp/taxi/mamasapo/

 

 

今回も多くのベテラン勢のドライバーさんの前で講習会をしました。

座学やシュミレーションを通して、妊娠・出産の経過や、妊娠期のマイナートラブルや破水、切迫早産などの予期せぬ想定を設定し、運転手として正しい対応方法などを話しました。

次に4グループに分かれて、状況設定をし、運転手さんに役になりきってもらいました。

 

オブザーバーの運転手さんにも意見を聞きながら、進んでいきます。

 

気づきや問題点も沢山話し合いました。

 

 

妊婦体験の一場面

 

 

 

 

ママサポートタクシーはママと赤ちゃんに優しいタクシーです。これからも、支援が必要なところに支援が届くように助産師会の助産師は頑張っていきます。最後まで読んでいただいてありがとうございました。

                                        ブログ担当 矢杉 真美

 

 

 

 

 


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