舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

高速教習

2007-12-08 02:21:20 | 徒然話
今日の自動車実地教習ではいよいよ高速道路に乗りました!!!
今は「高速道路の走行」ってのが項目にあるんですねえ。
ウ~、せめて天気が晴れで本当に良かった...。

教習所は鹿沼にありますので、鹿沼インターから栃木インターまで高速に乗り、栃木市で降りてぐるっと回って来た道を引き返すというコースです。
ちなみに、本来この高速教習は二人セットで行われるものです。一人が往路を、もう一人が復路を走行するわけです。
しかし私は我が儘をいって一人でやらしていただきました。つくづく迷惑な生徒だなオイ。
何しろ我が家では高速道路の走行は決して避けて通れない事なのです。(想像するだにおぞましいが)私が万一にも本当に免許を取ってしまうようなことになれば、高速を走らねばならなくなるのは必至です。
だからぜひとも往復2回練習させていただきたかったのですね。


え~、結論から申しますれば、高速走行は最高でした。
運転が楽しいと思ったの、マジ初めてです。
ETCゲートを抜けてガーッとアクセルを一気に踏み込んで東北道に合流し、80km/h以上に達したそのとき、かつて感じたことのない爽快感に浸れました。

しかし我ながら思うけど、ここで爽快感ってのはまずくないか。

思い返してみてもあのときの自分は異常でした。
そもそも40km/h程度で走っていてもハンドルを下方向に外しそうなほど肩に力を入れている人間が、100km/hに近付けば近付くほど肩の力が抜けてリラックスするというのは、かなりどうかしています。
そのうえ、教官に「高速はどう?」と訊かれて「楽しいですね。最高です。へへ。うへへへ」と笑みを浮かべるなんて、いくらなんでも危険すぎやしませんか。
ふとバックミラーに映った自分のギラギラした笑顔が若干狂気に彩られていた気すらします

でも高速道路という特殊な道路を走っておりますと、だんだんと腑におちて参りました。
今までの私の運転に対する欠点や恐怖感のツボが判ってきたのですね。

まず私が何より恐れるのは脱輪、あの仮免検定で何度も私を苛んだ、特に狭い道をカーブするときの脱輪です。
そこへもってきて高速のカーブはすべて緩いカーブです。もしハンドル操作をたしょう誤っても、道路が広いため脱輪に怯えずにすみます。

そして、ほかの車との関わりも私に恐怖を与えます。
生身の人間と関わるのさえ怖い私ですから、狭いところで追い越されたり、対向車とすれ違うだけで卒倒しそうです。
しかし高速なら一番左の車線を走っていれば、抜かしたい方はご勝手にどうぞと構えていられます。対向車は遥か向こうに隔てられていますから、脅威を感じる余地はありません。

私の運転の欠点といえば、交差点での左右確認を忘れることです。
教習所内を走っている時にさんざん指摘されたのに、ちっとも治らないんですねえ。ダメですねえ(←他人事かよ!?)。
そんなひどい欠点も、信号も交差点もない高速では無問題です。

もう一つ究極の欠点は、うっかり制限速度を10km/hばかしオーバーしてしまうことです(オイ)。
そんな人間にとって高速はまさしくオアシス。間違って110km/hていどで走ってしまっても、皆さんそのくらい出しておられますので大丈夫です(←いや、どう考えても大丈夫じゃないから!)

高速ですっかりハッスルした私は、栃木におりた後で一般の駐車場の車庫入れに初挑戦しても、線を踏むことなく綺麗に停められました(笑)。
クランクがド下手くそなわりに、なぜか車庫入れは得意なんですよねえ。

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