舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

踊り納め2007

2007-12-28 23:20:04 | ダンス話&スタジオM
本日をもって今年のレッスンは終了です!!
うちのスタジオでは今年も楽しく踊ってこられたことを慶び、レッスンの合間にちょっとしたおやつと飲み物で乾杯しました。
車で来ている生徒さんがほとんどなので、酒類を出せなかったのは残念でしたが(笑)。
来年も笑い声の絶えないレッスンの中で質の高いダンスを追求してまいりましょうぞ♪


そして今日、とても嬉しいニュースととても悲しいニュースが一つずつ届きました。

まず嬉しい方、これはまさしく新庄剛志選手(あ、もう「選手」じゃないか)のことです。
そう、ついに離婚が成立したのですね。一部情報筋でもう秒読みと伝えられてからというもの、いつ成就するかとずっと気に留めておりました。

ふつう離婚というと残念なことのように思われますが、インタビューに答える新庄さんの晴れやかな表情を拝見する限り、これは彼にとって第二の人生の幕開けであって、心からおめでとう申し上げます。
ここに至るまでの道のりはきっと大変だったことでしょう。でも、きっとその苦労が実って新庄さんの才能がさらに開花してゆくと思いますので、どうぞ更なる発展を遂げてくださいね。今後のご活躍に期待しております。


そして悲しいニュース、これはほんとうに悲しかった...。
パキスタンのブット元首相が暗殺されてしまいました。
ブット氏はあのヒラリー・クリントン氏までもが憧れるカリスマ政治家で、たぐいまれな才気と美貌(とくに女性の実力者に対し、私は外見を褒めることをきょくりょく避けているんですが、この方はあまりにも美しいのでつい褒めたくなってしまうのです)を兼ね備えた人物であり、パキスタン民主化の希望の星でした。
その彼女が選挙を目前に控えて凶弾に倒れてしまうなんて.....。

しかもアル・カーイダが犯行声明を出したと聞き、私の胸はさらに痛みました。
ブット氏は今際の際に「アッラー」とおっしゃったそうです。
宗教対立から殺し合いが生まれるのは避けられない悪だとしても、ともにムスリムであり、慈悲深く慈愛あまねきアッラーを唯一の神としながら、なぜこんなことになってしまったのでしょう。

私はムスリムではありませんが、イスラームについてはたしょう学んだことがありまして、その教えには共感できる部分が少なくありません。
十字軍の頃にいわれていたような「コーランか死か」などという教義では決してありません。
私の生半可な知識で考えても、ブット氏とアル・カーイダのどちらの在り方がアッラーの意に適っているのかは到底わかりかねますが、少なくとも神は同じアッラーを信奉する人々が殺し合うことをお望みでないのは確かです。

イスラームにはユダヤ教・キリスト教を「啓典の民」と呼び、自分達と同じ神をいただく人々として敬う教えがあるのです。
今の世界情勢を見ると信じられない話ですが。
だから、ましてやムスリム同士が殺し合うことなどとても神の意志に適っているとは思えないんだけどなあ。
やっぱり人間はそういう性の生き物なのかしらね。今回の暗殺事件は私にとって、ブット氏を悼むだけでなく、人間や人間社会全般がとても愚かしく思えて悲しくなる、そういう出来事でした。

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