舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

UFO妄想談

2007-12-21 23:21:33 | 徒然話
町村長官をはじめ何人かの偉いさんが「私個人的にはUFOはいると思ってます」等とおっしゃったのが話題になってます。

ですよねえ。絶対いるでしょうUFO。
今日しゃべってた人など、ゴジラやUFOが襲来したときの国防についてかなり具体的に(ってことはかなり妄想が暴走気味に)お話しされてましたっけ。お、私と同類ですね。

私もUFOが実在するという事実を疑ったことはこれまでの人生で一度たりともありません。
だって宇宙は予想しきれないほど大きく、未だに成長を続けているんですよ。そんな広大な空間の中で生命体のいる惑星が一つっきり無いなんて、どう考えても非現実的な話じゃないですか。

そうなってくると地球は実は地球外生命体により狙われていて、UFOはその偵察にやって来ており、月の裏側には彼らの基地があるのだ...と妄想したくなるところですが、あいにく私はそこまで楽観的じゃありません。
たぶん地球外生命体の皆さんはそこまで地球に価値を見出してくれてないと思いますよ。

だって地球人ときたら、地球内の争いに精いっぱいで、自国の利益を主張するのに忙しくて貧困や圧政に苦しむ地域の一つも救えず、エコだとかなんとかいって焼け石に水的な行い(しかもその多くはたんなる経費削減の美化表現)をちょびっとやって自己満足し、未だに異星人とコンタクトをとれてないような未開人ですもの。
いえNASAはたぶんもう接触してますがね。NASAじゃないかも。あんがい、アメリカや日本が後進国と莫迦にしている国のどこかが先に接触しているかもしれません。だとしたらその方がもっと面白いですね。

とにかく、異星人はそんな状態の生物が住んでる惑星などにはとりあえず用が無いと思います。
いくら未開人とはいえ、すでに惑星全域に広がってる生物を一掃して自分達の居住用だか放牧用だかに作り替えるのはけっこう大変です。
未開人だから奴隷としてもあまり役に立たないしね。そのうえこの未開人は、自分達ではいっぱしの科学文明を持っているつもりだから、よけいやっかいです。ひ弱すぎて肉体労働にも向かないし。

同じ惑星内で新天地を開拓しようとする場合、スペースの制限上既に人が住んでいる地域を征服せざるを得ないのですが、これが宇宙規模となれば話は別です。
地球まで飛来できる科学力があれば、惑星の一つや二つ生物が住めるように改造するのは簡単でしょう。あるいは、宇宙ステーションのようなものを建造してもいいわけですし。
苦労して遠くの惑星の生命体を排除して占領するくらいなら、自分の故郷の星のそばにそういうセカンドハウスを造るな、私だったら。

もっとも、私はUFOに乗ってくるような異星人にとって地球人など何の価値もなかろうと思い込んでましたが、意外とそうじゃないかもしれません。
科学の発達には偏りがあるものです。地球内では列強がお互いをライバル視しながら開発を競ってきましたから、どうしても同一方向に科学技術が進んできましたが、これがいっさい接触のなかった場所で発達した科学技術となると話は別です。
きっと思いがけないところが発達しているかわりに、別のところは異様に原始的だったりするかもしれません。
たとえば異星人はUFOを何万光年先まで飛ばせるくせに料理の概念がなくて、船内で育てた植物を生食してたり。
そんな人たちが地球の料理技術を知ったらそらもう驚きでしょう。簡単レシピ本なんか、異星人的には国家機密のスペースシャトルの設計図よりよほど価値があったりして(笑)。

それって哀しいような気がしないでもないですが、よく考えれば「地球人はまるっきり無価値」と断じられるよりはよほどましだと思いますよ。

ブログランキング参加してみました。クリックして頂けると幸甚の至りです。