風強く雪雲も流れる寒い1日。昨年に続いて受講。
3時半開始は気に入らないが、先生は午前中の授業済ませて奈良から来られるので仕方ない。
昨年に続いての受講生が多いが、今年からの人もおられるようだ。
今日の主テーマは「額田王」誰もが知る万葉歌人で、宮廷歌人です。
余談ですが、「宮廷歌人」なる語は先年亡くなられた国文学者橋本達雄氏が、はじめて言いだされたよし。
それまではそういう言い方はなかったそうです。
柿本人麻呂、山部赤人も宮廷に出仕し、高貴な方のため歌を詠んだのですから
宮廷歌人と言っても良いのではないでしょうか?
講義冒頭、先生から次回(第二回)で講座終了を告げられた。 藪から棒のことで教室がざわめいた。
その理由は大学から勤続25年の「ご褒美」に4月から1年間の休暇が与えられ、
その間はご自分の研究、著作以外は禁止のようで、先生ご自身も知らなかったご様子。
続いて事務局の方から、受講料は後ほどお返ししますと説明があった。
しばらくの雑談、こういう場合海外留学される先生もおられるらしいが、先生曰く:
「私の分野は万葉集なのでまさか欧米へ研究留学するわけにもいかず・・・・」と。
そんなこんなで、額田王より 突然の講座中止に受講生は驚いた。
私は迷いに迷った挙句受講を決めた経緯から、出鼻をくじかれた思いでした。
90分の講座で5時終了、帰り道は真っ暗、転ばないように帰宅しました。