93歳・老大娘の日記

晩年を生きる

富と冨

2017-01-30 20:23:43 | 言葉

リハビリのお仲間と雑談中、名前の話になりました。

「冨夫さん」という方がいて点のない冨です、と言われるので

私が点のない冨と富は違うのですか?

と聞かずもがなの質問をしてしまいました。

「よく知らない、親がつけたので・・・ 」と。確かに自分では名前はつけられない。

そこで私が調べてみますと言うことに相成りました。

「富」が正字で「冨」は俗字と言うことになっている。意味は同じです。

私は別字と思っていました。

どちらの文字も読みは同じです。 とみ ふ、ふう 等々

漢字には時代や書き手によって、いろいろな異体字がありましたが

康煕字典で採用されたものが正字、その他は異体字または俗字とされた。

固有名詞の使い分けには論理的な規則などはないようです。

富士山も古くは冨士山だったようです(点がない冨)

 清の康熙帝が作らせたとされる一番古い字典

コメント (26)
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