昨夜の残りスープを利用して「すいとん」を作り昼食にしました。
「すいとん」は古く室町時代の書物にも出てくるお料理?のようですが、
私には料理のイメージはなく「代用食」です。
戦時中は白米ごはんはめったに食べられず、
ほぼ代用食ばかりでした。
お粥やご飯の中に、さつまいもや切り干し大根、など入れて
嵩を増やすのです。
その他いろいろ嵩増やしのものはあったでしょうが、もう忘れました。
私は学徒動員で工場へ行っていましたので
昼食には麦ご飯がでましたから、恵まれていたと思います。
若い人は「すいとん」知っているでしょうか?
「代用食」も聞き慣れない言葉でしょう。
因みに「水団」と書きますが「団」は唐語読みです。
唐語読み(漢語)は中国から入ってきた読みのこと。
なかなか美味しい「すいとん」でした。